2024年11月16日から17日、Aichi Sky Expo（愛知県常滑市）でアウトドアイベント「FIELDSTYLE EXPO 2024」が開催。本イベントでは、さまざまなアウトドア関連の用品・サービス、それにRV車が登場しました。

　今回紹介するのは、神奈川県相模原市のカーターが販売する新型「APトライク250」。日常使いに便利だった125ccモデルの「APトライク125」をパワーアップしたこのトライクについて、詳細を見てみましょう。

　APトライクシリーズは、中国の大手バイクメーカーが生産している3輪自動車。おおむねバイクに近い乗り物ですが、3輪で、3人が乗れて、屋根があります。そのため、小雨の時にも運転しやすくなっています。

　販売を担当しているのは神奈川県相模原市にあるカーター。これまでは125ccのエンジンを搭載した「APトライク125」を、ベーシックモデルとして販売していました。

　今回展示していたのは、APトライク250。こちらはエンジンを250ccに換装し、走行性能を強化しています。

　ボディサイズは全長2200mm×全幅1000mm×全高1650mm。コンパクトなサイズですが、最大3人までの乗車できます。

　外観は、前述したように屋根のあるバイクのようなデザインになっています。フロントには大きめのヘッドライトを装備しています。

　対して、インテリアは中央に運転席を、その後ろに2人分の座席シートを用意。操縦はバイクのようなバーハンドルで行います。ハンドルの奥には、アナログな計器類を2つ配置。非常にシンプルな内装になっています。

　パワートレインは、水冷4ストロークOHV2バルブ単気筒エンジンと5段変速MTを採用。最大15.6PS、最大トルク1.98kgf-mを発揮します。ちなみに、必要な免許はMT対応の普通自動車免許になります。

　APトライク250は2025年1月から予約受付を開始します。価格は税込77万円。車検や車庫証明も不要なので、維持費の負担も軽いそうです。

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　スタッフの方に特徴を聞くと「125ccモデルは主に日常使いに便利な車両でしたが、250ccの方はもう少し遠出やアウトドアにも使えるようになっています」と答えていただきました。確かに車体の軽さなども考えると、かなり走行は快適そうに思えます。