100万円以下で「クラウン」に乗りたい! めちゃ安い“高級セダン”は買っても大丈夫? 古くても「やっぱりクラウン」だけど格安中古はやめたほうがいい?
トヨタ「クラウン」シリーズは、国産乗用車の代表するモデルであり、かつ高級車です。しかし100万円以下で購入できる中古車も多く存在します。どういったものなのでしょうか。
トヨタ「クラウン」を“アンダー100万円”で買う!?
発売から時間が経てば、どんな高級車もいつかは安くなります。現在の中古車市場には100万円以下で購入できるトヨタの高級車「クラウン」も豊富に出回っています。
では、こうした中古車は実際のところ安心して乗れるのでしょうか。
SUVやミニバンが根強い人気を博しており、その反対にセダンは不人気です。とはいえ、安全性や乗り心地、静粛性、走行性能といったトータルパフォーマンスでは、セダンの方が優れていることもあります。
そんな代表例がトヨタ クラウンです。クラウンは1955年に登場した初代から、2022年に発表された16代目の現行型4車種まで続く、トヨタの最長寿モデルです。
世代によってコンセプト等に違いはありますが、長年にわたり国産車の代表、そしてアッパーミドルセダンの中心的存在として多くの顧客ニーズを満たしてきました。
高い信頼性や日本に特化した設計やコンセプトを持つことから、単に個人が乗るドライバーズカーとしてのみならず、公用車/社用車/タクシー/パトカーなどあらゆる用途に用いられ、運転手付きのショーファーカーとしても優れた性能を発揮します。
そして、クラウンの長い歴史のなかで、転換点といえるモデルチェンジは3度ありました。
最初の転換点は1983年。「いつかはクラウン」の有名なキャッチコピーが使われ始めた7代目(S120系)クラウンは、4輪独立サスペンションや今でいうABSなど、当時はまだ珍しかった新装備や新機能が搭載され、大幅な進化を遂げました。
2度目の転換点は2003年に登場した12代目(S180系)クラウンです。「ZERO CROWN」を合言葉に、従来の直列6気筒エンジンを廃し、新たにV型6気筒エンジンを採用。
車体の軽量化も施され、デザインも若々しいスタイリングへと一新しました。クラウンファンからは合言葉通り「ゼロクラウン」「ゼロクラ」とも呼ばれています。
そして3度目の転換点が2022年に発表された現行型16代目です。セダン人気が低迷するなか、現代にマッチするクラウンのあり方を考えた結果、「クラウンクロスオーバー」や「クラウンスポーツ」といったSUVスタイルの新生クラウンが誕生しました。
2023年11月には、コンサバティブなクラウンセダンも発売されましたが、全長は5mを超えてスタートプライスは730万円と高額化。ショーファーカーとしての色が濃くなり、さらに上級路線へと変更されています。
そんなクラウンシリーズですが、現行モデルの良さはもちろんのこと、旧モデルを安く購入して楽しむというのもひとつの手です。
なかには、年式は古いものの現在100万円以下の個体もたくさんあります。
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