2024年6月にホンダ「フリード」が8年ぶりにフルモデルチェンジし発売されました。

　同車のデザインについて「ミニステップワゴンのようだ」の意見があるようで、さまざまな意見が寄せられています。

　実際に“ステップワゴン”を意識した点はあるのかについても、聞いてみました。

　フリードは、ホンダのコンパクトミニバンとして2008年5月に登場しました。

　5ナンバーサイズの扱いやすいボディサイズながら、3列シートの広い室内空間と多彩なシートアレンジを実現した使い勝手の良いクルマとして多くのユーザーに支持されています。

　現行モデルは2016年9月に登場した2代目で、2019年10月にはマイナーチェンジがおこなわれ現在の姿になっています。

　そんなフリードの8年ぶりのフルモデルチェンジを迎えた3代目となる新型モデルが、2024年6月に発売されました。

　今回の新型モデルでは、上質で洗練されたシンプルなデザインの「FREED AIR （フリードエア）」と力強く遊び心に溢れるデザインの「FREED CROSSTAR （フリードクロスター）」と、デザインの異なる2種類がラインナップ。

　なかでも新型フリードのエクステリアについて、2022年に登場した現行型ステップワゴンの“エアー”と見比べると、キュッと主張したような雰囲気を感じられます。

　この点について、エクステリアデザインを担当した本田技術研究所の佐川正浩氏は以下のようにコメントしています。

「横並びにして似せて作ったというわけではないのですが、“ミニバン”のでデザインとして求められることは結構似てるところがあるので、ユーザーの求めるデザインを素直に表現していったら、共通性が生まれてきたという一面はあります」

　需要に合わせて製作したところ、結果として似た要素を持ったというところが正しい理解のようです。

　そんな新型フリードのデザインについてユーザーからも、「確かにステップワゴンっぽい」「ステップワゴンを小さくしたようなクルマですね」といった声が寄せられています。

　また、「これは売れると思う」「売れるよね〜」などの声も集まっていました。