船橋~鎌ヶ谷~柏 “地獄渋滞”の千葉の南北道路「船取線」4車線化いつ完成? 狭くて抜け道無し「船橋我孫子線」拡幅計画は今どうなっているのか
拡幅計画がもうすぐ動き出しそうな「きっかけ」とは?
当の千葉県の取り組み状況については、昨年12月の千葉県議会で「今どうなっているのか」という質問がありました。
県側の答弁では、駿河台交差点以北について「起伏が激しく多数の市道と交差していることから、整備する道路の構造等の課題を整理するとともに、今後周辺で進められる土地区画整理事業との整合を図りながら」引き続き検討していくとのこと。
「検討していく」ということで、あまり具体的な動きは無いようですが、ここでキーになるのが「海老川上流地区土地区画整理事業」です。
これは東葉高速鉄道の東海神~飯山満に新駅を作り、それを核として商業ゾーン、医療ゾーンなどの新たな街づくりを進めるものです。
4車線化が計画され、要望されている高根町や馬込十字路の手前にあり、土地区画整理事業の計画にも都市計画道路のスペースが明記されていて、まさにホットな場所です。
土地区画整理事業は2022年3月にスタートし、2027年に工事着手、2033年に完成する見込み。今はまさに設計検討が行われているところです。ここで歩調を合わせ、4車線化の計画も合わせこんでいると思われます。
したがって、この設計検討の進展とともに、4車線化のほうも何らかの進展が表に出ることが期待できそうです。
もっとも、先述の12月定例会にて、石川りょう議員は「船橋市としては、一刻も早く4車線化を進めてほしいという立場です」と訴えています。同様に昨年の船橋市議会でも、土地区画整理事業が完成すれば、ますます交通量が増えるという懸念の声が上がっています。
ところで、船橋我孫子線にはほかにも「交差点改良」というピンポイントな対策事業はいくつかあります。そのほか目立った事業としては、新鎌ヶ谷駅北側の「船橋我孫子線バイパス線」延伸工事があります。
都市計画道路「船橋我孫子線バイパス線」はその名前のとおり、並行して街の南北軸を担う道路。馬込沢の北側から東へ分岐し、新京成線をアンダーパスして、新鎌ヶ谷駅の北側へ抜け、将来の「北千葉道路」に接続する部分で終わっています。
2車線道路なので生活道路の域を出ず、新京成アンダーパスの前後で渋滞が激しいですが、ある程度の代替ルートを形成しています。
そのバイパスの北端で、船橋我孫子線に合流する「最後の300m」が、未開通でした。ここがいま事業中で、開通目標は「2030年代」とされています。
千葉住みです。以前この船取線何度か走りましたがとにかく進まなかった印象があります。あと、千葉県は道路事情があまり宜しくないなぁーって思います。
千葉県民になって50数年経過しましたが、当時から千葉県東葛、印旛地域の道路事情は進展しておりません。
旧態依然です。
現在、千葉ニュータウンに住んでいますが、千葉ニュータウン地域はよく整備されていますが、高速道路に繋がるICが無いため、ほぼ陸の孤島状態です。