トヨタは、2024年3月30日-31日にクラウンの世界観に触れる展示や特別な試乗体験を提供する「CROWN STYLE CARAVAN in THE CROWN」を開催しました。
　
　そこでは、まだ発売前の「クラウンエステート」も展示されています。

　このイベントは、“あなたにとってのクラウンに出会う旅”をテーマとして、2024年央以降に発売予定の新型クラウンエステートを含めた4つのモデルを展示。

　初回開催は2024年2月23日にオープンしたばかりの「THE CROWN愛知高辻」で行われました。

　クラウン開発陣の解説とともに、4つの新型クラウンを間近で見ることができるめったにない機会として、愛知県はもちろん大阪府、奈良県、兵庫県など遠方から２日間で600名を越える来場者があったと言います。

　解説では、クラウンセダンの水素技術に関する解説や、実車を見ながらのデザインのこだわり、ライフスタイルに合わせて新しく作ったオプショングッズの使い方など、ユーザーと開発陣が活発に意見交換が行われました。

　また2024年央以降に発売予定となる新型クラウンエステートについて多くのユーザーから発売を期待する声が聞かれたようです。

　今回、2回目となるイベントは3月30日-31日に「THE CROWN横浜都筑」で開催されました。

　来場者の年齢は幅広めで若い人や感度が高い人などがおり、全体的には40-50代が多め。また国産からの乗り換えの人はもちろん輸入車からの乗り換えの人も多いようです。その他にはクラウンシリーズでの検討している人も。
　クラウン同士での検討中の方

　店舗では、クラウンエステート（4WD PHEV／ネイビー×シルバー　※プロトタイプモデル）をはじめ、クラウンクロスオーバー（G“Advanced・Leather Package”／ブラック）、クラウンスポーツ（Z HEV／エモーショナルレッドIII）、クラウンセダン（Z HEV／プレシャスブロンズ）を展示。

　さらにクラウンクロスオーバー（“Advanced”／ブラック×プレシャスブロンズ）、クラウンスポーツ（Z HEV／ブラック×プレシャスホワイトパール）、クラウンセダン（Z FCEV／プレシャスホワイトパール）の試乗車が用意され、来場者は思い思いに新しいクラウンを体感していました。

　また実際に試乗されたAさんは、今まで「マークII」や「クラウンアスリート」などセダン多めに所有しており、今後登場するクラウンエステートを希望している人ですが、クラウンセダン（FCEV）の印象について次のように語っています。

「ボディサイズの割には素直で運転しやすく、ハンドルを切ると素直に曲がり扱いやすい
乗っていると安心感があります。また後席でも乗り心地が良いですね。

　FCEVは静かでスムーズで印象が良いですね。見た目は未来のクルマっぽくカッコいいです。

　充電環境の問題で今の時点ではハイブリットが自分にはあっているかなと思います。ので、クラウンエステートの登場を待っています」

　また他の来場者からは「乗り比べができて良かった」、「時間もコースもちょうど良かった」、「時間をあけずに試乗でき違いがわかりやすかった」という声がありました。

　一方でクラウン開発陣からは「アンケートや感想などの文字よりも直接会話ができて参考になりました。お客様からの直接の声が聞けて良かったです。今後も現地現物主義で直接声を聞いていきたいですね。全国各地でやって見てもらい乗ってもらいたいです」と話していました。

※　※　※　

　また愛知高辻に続き横浜都筑でも展示されたクラウンエステート（ネイビー×シルバー仕様）は、これまでの発表会や展示イベントのボディカラーとは違うもので、関東では初展示となります。

　SNSでも話題となっており「このカラーのエステートカッコいい」などの声が見られていました。

　なお3回目となるイベントは、2024年4月6日-7日に「THE CROWN 福岡天神」で開催される予定です。