ホンダの「クーペSUV」なにがイイ? 見た目以上に車内が広い!? クリーンで都会派「ヴェゼル」の魅力とは?
日本の道路事情をマッチした大きさと取り回しの良さで、SUVのなかでも人気ジャンルとなっているのが「コンパクトSUV」です。なかでも2021年に登場したホンダ「ヴェゼル」(2代目)は都会的なモデルとして人気となっています。どのようなところが魅力なのでしょうか。
アウトドアを感じさせない都会派SUVの魅力はどこに?
近年人気のSUVにおいて、日本の道路事情をあった大きさと取り回しの良さで支持されているのがコンパクトクラスのSUVです。主に1リッターから1.5リッタークラスのパワートレインを採用し、全長が4.3m前後となるモデルの売れ行きが好調です。
そんなコンパクトSUVのなかでもホンダ「ヴェゼル」(2代目)は都会派モデルとして注目されていますが、どのような魅力があるのでしょうか。
ヴェゼルは、コンパクトカー「フィット」とプラットフォームを共有するため、SUVでもコンパクトクラスに分類されます。
初代モデルは2013年にデビュー。ジャンルの枠を超え、SUVがもつ力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンのような使いやすさなど、新しいクルマのカタチとして登場しました。
2021年のフルモデルチェンジで2代目モデルへと刷新。クーペSUVという特徴を受け継ぎつつ、ボディ同色のグリルも相まって、アウトドア感を感じさせないクリーンなイメージを強めたクロスオーバーSUVへと進化しています。
また、初代モデルのエンジンラインナップは1.5リッターガソリン、1.5リッターターボ、1.5リッター+1モーターのハイブリッドだったのに対し、2代目モデルは1.5リッターガソリンを残しつつ、1.5リッター+2モーターの「e:HEV」をメインとしたハイブリッド車のイメージを前面に打ち出したモデルに変更されました。
ではヴェゼルは完全な都市型なのかと言われれば、実は採用される4WD機構は非常に手の込んだものになっています。
ヴェゼルにはFF以外に、シンプルな構造の「ビスカスカップリング式4WD」と、油圧多板クラッチを使用し前後の駆動力を変化させる「リアルタイム4WD」という2種類の4WDをラインナップ。
2モーターのe:HEVでありながら、ほかのハイブリッドSUVのように前後で個別のモーターを使用するのではなく、普遍的な機械式4WDを採用するあたりはスペース効率にこだわるホンダらしいところだといえるでしょう。
安い5ドアハッチの車高を上げただけのような安易さを覚えてしまう…後ろ姿なんか特に見れたもんじゃない…