2024年2月29日、レクサスはクロスオーバーSUV「NX」を一部改良するとともに、アウトドアライフに寄り添う新仕様「OVERTRAIL（オーバートレイル）」パッケージをラインアップに追加設定し発売しました。
　
　同車について、SNSではどのような評判が見られるのでしょうか。

　NXは、レクサスならではの高級感とSUVらしい力強さを兼ね備えたコンパクトクロスオーバーで、2014年に初代モデルが誕生。

　都会を機敏に駆け抜ける高い走行性能が好評を博し、今ではレクサスのグローバルモデルとして90以上の国と地域で累計142万台を販売しています。

　また、レクサス初のプラグインハイブリッド（PHEV）仕様も用意されるなど、多様な地域におけるユーザーのニーズに対応しながら、CO2排出量の削減にも貢献しています。

　ボディサイズは、全長4660mm×全幅1865mm×全高1675mmで、ホイールベースは2690mm。

　パワーユニットには最大出力279馬力・最大トルク43.8kgf･mを発揮する2.4リッター直列4気筒ターボエンジンのほか、最大出力185馬力および190馬力を発揮する2.5リッター直列4気筒自然吸気エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド仕様など、様々なユニットが設けられています。

　今回発表された新型NXは、ボディ剛性の強化とともに足回りの設定を見直し、操縦安定性と乗り心地を向上させました。

　また、ハンドル操作時のダイレクト感を高めたほか、リアボディの変形を抑えるブレースなども追加。

　くわえてエンジンノイズの低減やドライバビリティの向上に繋がる改良をおこなったことで、気持ちの良いドライビングフィールと静粛性の向上を実現したといいます。

　そして今回の発表で注目されるのが、新たに追加設定されたオーバートレイル・パッケージです。

　これは、ユーザーの豊かなアウトドアライフスタイルに寄り添うべく、オフロード走行時の安定性・快適性を両立した特別な仕様。

　グリル、ウィンドウフレーム、ドアハンドル、アウターミラー、ルーフレールをブラック系統のアイテムでコーディネートしたほか、オフロードに適した18インチオールテレインタイヤを装備し、アウトドアライフスタイルに似合うタフな外観を実現しています。

　さらに地上高を標準仕様より15mm高く設定し、悪路走破性も高められました。

　ボディカラーには、オーバートレイル・パッケージ専用カラーとして新色「ムーンデザート」のほか「ソニックカッパー」を新設定。

　内装色の「モノリス」もオーバートレイル・パッケージのためだけの新規開発となっています。

　新型NXの車両価格（消費税込）は、485万円から772万5000円。オーバートレイル・パッケージは650万6000円から772万5000円です。

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　この一部改良を実施した新型NXや、新設定のオーバートレイル・パッケージについてSNSでは、「高級なNXで未舗装路走るのか!?」「アーバン路線のNXでオフロード走行は面白い」「これがレクサス純正って…攻めてるな！」といったコメントが見られ、驚きとともに好意的に受け止められています。

　また、「素晴らしい。さすがはレクサス」「実感したけど、LEXUSディーラーのおもてなしは最高だった」など、NXのみならずレクサスブランドへの支持が非常に高い様子も。

　そのほか、「現行NXに乗ってるけどオーバートレイル仕様のホイール欲しい！」と、パーツ単位での販売も希望する声や、「まだ未発売だけどレクサスでアウトドア行くならGXの方が似合うでしょ」など他のレクサス車について言及する人もいました。