日産「小さなハコスカ」実車展示! 1000万円級ハコスカよりも安価に手に入る? 謎の「B110」とは

新たに登場する「小さなハコスカ」とはどのようなものなのでしょうか。

「小さなハコスカ」爆誕!?

「ハコスカ」といえば日本人のみならず世界的に有名なクルマの愛称です。
 
 そのため度々ハコスカキットなるものが登場していますが、新たに登場する「小さなハコスカ」とはどのようなものなのでしょうか。

日産「ダットサンサニー(B110)」をベースに「小さなハコスカ」が誕生!?
日産「ダットサンサニー(B110)」をベースに「小さなハコスカ」が誕生!?

 ハコスカこと日産「3代目スカイライン(C10)」は、1968年に誕生しました。

 箱型のスタイリングだったことからユーザーからはハコスカと呼ばれます。

 当初は4ドアセダン、エステート、バンと異なるボディタイプをラインナップ。

 サイドビューで特徴的な「サーフィンライン」はセダンやバンに採用されています。

 また1969年には「スカイライン2000GT-R(PGC10型」 が登場し、初代GT-Rが誕生します。

 一方で今回のハコスカ仕様のベースとなるのは日産「2代目ダットサンサニー(B110)」です。

 1970年に登場したサニー(B110)について、日産は「従来のスピード感あふれるファミリーカーのイメージを引き継ぎながら、時代を象徴する『豊かさ』を盛り込んだスタイリングを実現しました」と説明しています。

 室内空間は当時の大衆車クラス最大の広さを誇り、メーターやスイッチ類、シートなどの細部にも、豊かさやおおらかさを追求。

 装備面では雨天でも窓を閉めたまま、快適に換気ができるオート・ベンチレーション・システムをクラス初採用していました。

 このような特徴を持つサニー(B110)ですが、日本の中古車市場で流通する個体はほぼ存在しません。

 ではなぜサニー(B110)をベースにハコスカキットを展開することになったのでしょうか。

 キットを展開予定のダブラスの担当者は次のように話しています。

「弊社は主に各種輸出入の貿易業務を行っており、工業製品全般から各種アパレル、食料品、そしてコンテンツと多岐にわたります。

 またクルマの買付から会場輸送、通関からガス検査、登録まで行っています。

 今回のサニーは海外で走っているのを見た時に『サニトラ用のハコスカフェイスキットをサニーに使えば、小さなハコスカができるのでは?』という考えから企画を思いつきました。

 現在、日本には個体がほぼ無いですが、海外から日本に輸入出来そうな個体を数十台確保しており、大体200万円くらいでは日本で走らせられると思っています。

 今回のキットは従来のフェイスキットに加えてバックパネルも加えたサニー(B110)の2ドア・4ドアセダンで展開していきます」

※ ※ ※

 従来のハコスカよりも小さなハコスカ。

 サニーをベースとした新たなカスタマイズが今後注目されるかもしれません。

【画像】「えっ…!」これが小さなハコスカ? 画像を見る!(30枚以上)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー