2023年10月28日から一般公開が始まった自動車ショー、第1回「ジャパンモビリティショー2023」では、自動車メーカーのコンセプトカーや新型車だけではなく、様々なキャンピングカーも出展されています。
　
　なかでも限定5台の特別なキャンピングカーが世界初公開されたことが、ディズニーファンの間で話題を呼んでいます。

　キャンピングカーを手掛けるトイファクトリーは2023年10月25日、ジャパンモビリティショー2023で、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念モデルキャンピングカー「DA VINCI 6.0“DISNEY100”EDITION」（以下、DISNEY100）を公開し、抽選申し込み受付を開始しました。

　DISNEY100は、フィアット「デュカト」のキャンピングカー「DA VINCI 6.0」をベースに、ディズニーの意匠をふんだんに採り入れた装飾を施したディズニーの公式ライセンスモデルです。

　ちなみに生産台数は「たったの5台」となっており、しかも抽選となるため、非常に希少価値の高いモデルとなっています。

　トイファクトリーは、2022年7月にディズニー＆ピクサー映画「トイ・ストーリー」の世界観をモチーフにしたトヨタ「ハイエース」のキャンピングカー「TOY`S BOX 95」を30台限定で発売した実績があります

　アンディの部屋をイメージしたインテリアに、ウッディの衣装をモチーフにした「イエロー×ネイビー×ブラウン」の尾州織＆レザー・コンビネーション生地内装で仕立てた特別なモデルでした。

　トイファクトリーの説明スタッフによると、2023年10月16日、ウォルト・ディズニー・カンパニーが創立100周年を迎えた記念ということで、さらにディズニーにこだわった仕上げが施された第2弾モデルを製作することになったとのことでした。

　ベースモデルのデュカト DA VINCI 6.0は、全長5995mm×全幅2050mm×全高2765mm（ルーフトップエアコン付）の大型のボディに、2.2リッター直列4気筒ディーゼルインタークーラーターボを搭載したFFのキャンピングカーです。

　なお就寝定員は2名ですが、乗車定員は4名となっています。

　またベースモデルの主な装備としては、エアコン、シャワーやトイレ、シンクやテレビ、冷凍冷蔵庫、電子レンジなどちょっとしたホテル並みの装備が備わっており、一日中車内で生活できる充実した空間となっています。