「うっかり紛失」に注意! クルマの「給油キャップ」無くしたらどうすれば良い? そのまま走っても大丈夫!? 正しい対処方法とは

「給油キャップ」を閉めずに運転して大丈夫? 応急処置の方法は

 給油キャップを無くしてしまった場合、新しいキャップを手に入れるまでの間は給油口のオープナーを閉めたとしても給油口自体は開放された状態になります。

うっかり無くしがちな「給油キャップ」
うっかり無くしがちな「給油キャップ」

 このように給油口がむき出しですと、ガソリンが外に漏れ出てしまうことも考えられますし、気化したガソリンに引火して爆発してしまうような事故を誘発する可能性もゼロではありません。

 また、漏れ出したガソリンによって車体の塗装面を傷めることも考えられます。

 クルマ自体は、給油キャップが閉まっていない状態でも「走行すること」は可能です。しかし危険なトラブルを避けるためにも、キャップが無い状態での走行は可能な限り避けた方が賢明でしょう。

 では、どうしてもキャップが無い状態でクルマを走らせないといけない場合、一体どうすれば良いのでしょうか。

 これについてガソリンスタンドのスタッフに質問したところ、以下のような回答がありました。

「よく言われている対処方法は、『給油口をラップで覆ってガムテープで止める』という応急処置です。

 この方法であれば取り急ぎガソリンが外に漏れ出るのを防ぐことが可能ですが、しかしそれでも確実に安全と言える状態ではありません。

 やはり危険を回避するためにも、早急に給油キャップを手に入れて装着するようにしてください」(ガソリンスタンドのスタッフ)

 この方法はあくまでも緊急時の一時的な対処方法であり、このまま放置することは勧められないので、一刻も早く新しい給油キャップを用意するのがベストな方法ということでした。

 また何よりも、「閉め忘れ」や「置き忘れ」自体をしないことが最も肝心な対処方法になりますので、普段から給油時には指差し確認などの工夫で、給油キャップの紛失防止を心掛けてみてはいかがでしょうか。

【画像】「えっ…!」こうなってるの!? 給油口の意外な構造を画像で見る(17枚)

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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