トヨタが新型「SUVミニバン」を世界初公開!「斬新ドア」採用でピラーレス実現! 新型「クロスバン ギア」登場!
トヨタグループのトヨタ車体は、10月28日から開催される「第1回 ジャパンモビリティショー」の出展概要を発表するとともに、世界初披露となるコンセプトカーなどについても情報を公開しました。一体どのようなモデルが出展されるのでしょうか。
トヨタ車体が本気で考えた「SUVミニバン」ついに登場!
2023年10月13日、トヨタグループのトヨタ車体は、10月28日から東京ビッグサイト(東京都江東区)で一般公開される第1回「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー:JMS2023)」の出展概要を発表するとともに、世界初披露となるコンセプトカーや参考出品車3台についても情報を公開しました。
なかでも、SUVとミニバンの“良いとこ取り”を高いレベルで実現したといえる新型「X-VAN GEAR CONCEPT(クロスバン ギア コンセプト)」が注目されます。
新型クロスバン ギア コンセプトは、乗用ミニバンの備えた「豊かな車内空間」とSUVの強みである「悪路走破性能」を両立した、アクティブなライフスタイルを実現する全く新しいカテゴリーのクルマ。
現代の多様化するクルマの使い方やニーズに応え、あらゆる人が人生を最大限に楽しむことをコンセプトとして開発されたといいます。
そんなクロスバン ギア コンセプトのボディサイズは、全長4695mm×全幅1820mm×全高1855mm。室内は長さ2965mm×幅1550m×高さ1340mmと、ミニバンとして扱い易いサイズでありながら、広々として室内空間を確保。
外装デザインは直線基調で角張ったタフなスタイリングで、艶消しブラックの樹脂製バンパーやフェンダー周りなど、荒れ地も駆けるSUVらしい要素が盛り込まれています。
そのうえでミニバン特有の広いキャビンスペースを予感させる2ボックススタイルを採用していますが、ミニバンとしては極めて珍しい水平に伸びたボンネットや切り立ったフロントガラスなど、クロスバン ギア コンセプト以外では見られない個性的な造形が取り入れられ、まさにこのクルマがミニバンとSUVのクロスオーバーモデルであることを外観からも物語っています。
内装は、シンプルにまとめた運転席まわりと明るいカラーリングのソファーのようなシート、窓が広く開放的なルーフなどによりリビングのような空間が広がり、乗車定員の6名が快適に移動できるインテリアです。
また、助手席を反転させて後ろ向きにしたり2列目シートをテーブルに変形することが可能なので、アウトドアの目的地に到着した後は快適な居住スペースとして車内を利用することもできるでしょう。
さらに最も特徴的な点として、前後ドア両方にレールの存在しないスライド開閉タイプを採用しています。
これは新型「センチュリー」のリアドアで世界初採用された最新のドア構造で、デザインの自由度と車体の剛性を両立するもの。
くわえてクロスバン ギア コンセプトではBピラーレス構造も同時に取り入れたため、前後ドアを開けた状態では遮るものが一切存在しない、最高レベルに開放的な開口部を実現しました。
もちろん車内外へのアクセスも良好になり、自転車のような大きなギアや釣り竿・サーフボードなどの長尺物も楽々と積み下ろしが可能です。
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今回発表されたクロスバン ギアの内装は、まだコンセプトカー然としており試作モデルの粋を出るものではありませんが、外装デザインは現実味を感じるもので、評判次第では市販モデルの開発も期待できそうな一台です。
活動的で楽しいライフスタイルを予感させることから、実車が初公開されるJMS2023で注目を浴びることも予想されるため、同車に興味のある人は早めにトヨタ車体のブースでチェックしてみてはいかがでしょうか。
トヨタのSUVミニバンと言って居ますけど、元祖SUVミニバンデリカD:5と何が違うんですかね?
これがどうか知らないけど、運転席が引き戸になってるのは欲しい。駐車場で楽そうだし
まあ昔プジョーであったらしいのに消えたということは、需要あんま無かったんだろうけど
ついにデリカまで真似するのか