トヨタが「全長5m超えの斬新ボディ」の新型モデル「世極」発表か!? ! 初の海外展開? 「センチュリー」は何処から導入?

トヨタ新型「センチュリー」ですが、日本に加えて中国でも販売される見通しであることが判明しました。

新型「センチュリー」 中国では「世紀」ではなく「世極」として販売確定か

 2023年9月に発表された新型センチュリーはその斬新なボディ形状で海外でも大きな話題となっています。
 
 そんな新型センチュリーですが、日本に加えて中国でも販売される見通しであることが判明しました。

トヨタが新たな「センチュリー」を世界初公開! 初の海外展開は中国から?(画像は日本仕様)
トヨタが新たな「センチュリー」を世界初公開! 初の海外展開は中国から?(画像は日本仕様)

 センチュリーはトヨタが誇るフラッグシップ、最高級のセダンとして1967年に登場しました。

 30年間にわたって初代が生産されたのち、1997年には2代目へとバトンタッチをおこないます。

 最新モデルとなる3代目は2018年に登場したばかりですが、2023年9月にはまったく新しいボディの新型モデルが登場しました。

 全長5205mm×全幅1990mm×全高1805mm、ホイールベース2950mmの新型センチュリーは歴代モデル初となるPHEVでもあり、3.5リッターV型6気筒エンジンにフロントモーターとeAxleを組み合わせたパワートレインとなります。

 新たな時代に向けたセンチュリーですが、発表当初より海外展開の有無が多くにとっての話題の的となっていました。

 トヨタの担当者も「具体的な仕向地や台数は公表できないものの、海外市場も見据えている」としており、もし実現したら初めて本格的に海外展開されるセンチュリーとなります。

 そんな中、新型センチュリーが中国に上陸する予定であることがわかりました。

 この情報が判明したのは中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)の公式サイトです。

 工信部は日本でいうところの経済産業省や総務省の業務を扱う機関となり、中国では自動車メーカーが中国国内で製造する新型モデルを正式発表する前に、その情報を工信部に届け出る必要があります。

 また、各種税制優遇の対象となる新エネルギー車(PHEV、BEV、FCEV)の認可リストも毎月公開されています。

 新型センチュリーの中国上陸は、2023年9月11日に公開された最新の優遇対象車種リストから判明しました。

「乗用PHEV」の項目を見てみると新型センチュリーがトップに記載されているのがわかります。

 届出企業はトヨタの中国法人となっており、モデル名は「GRG75L-CNXGBC2」と記載されています。

 これはすでに日本で発表されている新型センチュリー「GRG75-CNXGB」とほぼ同じ車両型式、同じグレード型式となります。

 違う点は左ハンドルを表す「L」が車両型式の後ろに、そして中国向けを表す「C」がグレード形式の後ろに付与されている点で、アメリカ向けは「A」、カナダ向けは「K」、南アフリカ向けは「N」、インドネシア向けは「D」などと定められています。

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