新型軽SUVは走りの安心感もスゴイ!三菱「デリカミニ」でスターキャンプに行ってみた

デリカミニで約400kmを走破!軽スーパーハイトSUVの走りの印象は?

 今回の取材で筆者は、当選者の皆さんと少しでも同じ気分を味わうために、デリカミニを借りて都内から会場ふもとっぱらキャンプ場まで移動しました。グレードは現在1番人気のターボ+4WDが組み合わされた最上位モデル「T Premium 4WD」で、ボディカラーはアッシュグリーンメタリック×ブラックマイカの2トーン仕様です。

今回の取材で試乗したデリカミニ「T Premium 4WD」
今回の取材で試乗したデリカミニ「T Premium 4WD」

 乗り始めて驚いたのは、乗り心地の良さと走りの安定感です。デリカミニの4WD車は、55扁平から60扁平へと大径化されたタイヤと、専用開発のショックアブソーバーが装着され、最低地上高が160mmへアップしています。

 変更点としてはわずかですが、これがクルマの走りや乗り味に大きな影響を与えており、路面の段差を乗り越える際にはとてもしなやかでありながら、高速道路のJCTや山道などのコーナリングなどでもロール感が抑えられており、背の高さをあまり感じることなく、終始安心して走らせることができました。

 スターキャンプの会場には、デリカミニの商品企画を担当した藤井康輔氏も駆け付けており、まさに体感したばかりのデリカミニの走りの印象を話す機会がありました。

 藤井氏からは「開発を進めるにあたって、車名をデリカミニとして販売する計画が決まった際、デリカという名前をつけるのであれば車両をきちんと見ておきたい、走りの仕上げやセッティングに関して確認したい、という声が社内の開発部門から多く上がりました。限られた開発期間のなかでしたが、4WDモデルに関しては三菱の開発拠点のある岡崎のさまざまなテストコースで、しっかりと走り込んで仕上げました」というエピソードも。

デリカミニの林道試乗会の様子
デリカミニの林道試乗会の様子

 たとえミニであっても、デリカというネーミングをつけるのであれば走りの性能には妥協したくないという三菱自動車の開発陣のこだわりは、実際にデリカミニと過ごす中でしっかりと感じることができました。

 販売が始まったばかりのデリカミニですが、スターキャンプの会場では早くもオーナーとして参加した人も見られ、来年以降のスターキャンプではさらに多くのデリカミニの姿を見ることができそうです。

 今回のイベント初日の9日は時折霧雨が降る少し残念なお天気でしたが、その分暑さはやわらぎ、過ごしやすい一日となりました。また翌日10日は朝から晴れ渡り、朝日と青空とともに富士山の姿もきれいに見えたとのことで、参加者にとっては大満足の2日間となったようです。

【画像】キャンプ場で見る三菱車はいつも以上にカッコいい!「スターキャンプ in 朝霧高原2023」の様子を画像で見る(全30枚)

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1件のコメント

  1. デリカ自体が大した走破性のある車ではないから、デリカミニの走破性をうんぬんする意味はないと思うが。
    そんなに走破性を言うなら、ノーマルのデリカミニでダカールラリーとか出てみたらどうだろうか。

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