2023年6月にフルモデルチェンジしたトヨタの高級ミニバン、新型「アルファード」と新型「ヴェルファイア」はデビューからおよそ2か月が経過。

　発表直後に購入したユーザーへの「納車」が続々と進んでおり、それに比例してSNSなどでは新型アルファード／ヴェルファイアの目撃情報が徐々に増えてきています。

　トヨタは2023年6月21日、Lサイズクラスの3列シートミニバン、アルファード／ヴェルファイアを8年ぶりにフルモデルチェンジ。

　4代目となる新型アルファード（新型ヴェルファイアは3代目）は、先代モデル以上に高級感と迫力を増した外装デザインや豪華な内装が大きな注目を浴びており、さらに走行性能も向上しているといいます。

　また、先進運転支援機能「トヨタセーフティセンス」や「トヨタチームメイト」も充実しており、新型はあらゆる面で性能を上昇させているのが特徴です。

　人気モデルの待望のフルモデルチェンジだけに反響は大きく、当初から懸念されていたように新型アルファード／ヴェルファイアは受注が殺到。納車の長期化しています。

　トヨタの公式Webサイトに掲載されている新型アルファード／ヴェルファイアの「工場出荷時期目処」は、発売当初より「詳しくは販売店にお問い合わせください」という記載となっており、2023年8月下旬現在も同様の表示が続いていることから、発売約2ヶ月後との状態ではまだ納車時期の目処が立たない状況も見えてきます。

　そんな新型アルファード／ヴェルファイアについて、SNSでは最近街で新型モデルを見かけたという声が増えており、それについて様々な投稿も行われています。

　圧倒的に多く見られるのが、「近所の家の駐車場に新型ヴェルファイアが置いてあった！早い人はもう納車されているんだね」「早く来た人いいなあ！」「人気凄すぎて自分のアルファードは全然納車されない…」「この時期に新型に乗っていたら優越感あるでしょうね」などの、既に納車された人を羨むコメントで、この2車種がいかに人気のあるモデルなのかが伝わります。

　また、「発売当日に契約した僕は10月から11月に納車されることになりました！」と、まもなく自分も納車されるという喜びの声がある一方で、「注文しても1年ぐらい待つって言われました」「販売台数が決まっているからどうしてもお得意様からの納車になるそうです」「我が家もアルファード予約しましたが、まず注文できるか抽選があり、その後の納車順も抽選でした…」と、なかなか納車されない現状に途方に暮れる人も。

　そのほか、「欲しいクルマでも数年待ちはちょっと考えられないなぁ」と購入に二の足を踏む声や、「こんな高価格帯のクルマが飛ぶように売れるのが凄い」「地方では家が買える値段…」など、上昇した新型アルファード／ヴェルファイアの価格に唖然とする意見も見られました。

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　先日、トヨタが新型アルファード／ヴェルファイアの増産体制に入るという報道もあり、注文したオーナーの元により早く届くよう最善の対応を進めていると見られます。

　首を長くして納車を待つオーナーから喜びの声が届くのも、そう遠くないのかもしれません。