日産が最強モデル「新型フェアレディZ NISMO」発表! だけど「新規注文」は不可能!? ユーザーが欲しいのは「MT」仕様なのか
日産は2023年8月1日、スポーツクーペ「フェアレディZ」の2024年モデルを正式発表するとともに、ラインナップに新しく「フェアレディZ NISMO」を追加しました。このモデルについて、既存のフェアレディZオーナーや注文待ちをしている人はどう考えているのでしょうか。
新しい「フェアレディZ NISMO」に、現役オーナーから注目度大!
日産は2023年8月1日、スポーツクーペ「フェアレディZ」の2024年モデルを正式発表。さらに、走行性能を向上させたハイパフォーマンスモデル新型「フェアレディZ NISMO」を新たに追加しました。
このモデルは、すでに注文を入れて納車待ちをしているユーザーのみが、切り替え注文可能なモデルとなっているようですが、既存のフェアレディZオーナーやこの注文待ちをしているユーザーは同車に対して、どのように考えているのでしょうか。
フェアレディZは1969年に誕生した、日産を代表するスポーツカー。現行型は2022年にモデルチェンジされた7代目モデルであり、日本だけでなく、世界中にファンを持っています。
今回の2024年モデルのフェアレディZには、新たなボディカラーとして初代モデルに設定していた「グランプリオレンジ」を想起させる「432オレンジ」を設定。さらに特別な内装色を追加しています。また全グレードにAmazon Alexaを標準搭載しました。
さらに日産のハイパフォーマンスブランドである「NISMO」がチューニングした「フェアレディZ NISMO」も登場。通常モデルより最高出力を405馬力から420馬力に、最大トルクを48.4kgf-mから53kgf-mに向上させています。
また、トランスミッションには9速のオートマチックを採用。変速レスポンスと耐久性が上がり、俊敏なシフトチェンジを可能にしています。さらに新設定の「トラクションモード」が、狙い通りのラインをトレースできる正確なステアリング操作をサポートします。
ドライブモードには、NISMO専用のSPORT+モードを含む3種類を用意しており、使用シーンに応じた最適なチューニングを行います。またブレーキにもNISMO専用システムを採用しており、本格的なスポーツ走行を可能にします。
なお、同日に発表されたフェアレディZ NISMOの北米仕様(北米名:Z NISMO)には6速MTが用意されています。
フェアレディZの価格は539万8800円から。最も高価なフェアレディZ NISMOで920万400円からとなっています。
ただし通常モデルのフェアレディZでも現在納車待ちが発生していることから、新型フェアレディZ NISMOは当面の間、すでにフェアレディZを注文済みの人だけが購入できる『振替販売』のみを受け付けるそうです。
※ ※ ※
本格的なサーキット走行向けにパフォーマンスを高めたフェアレディZ NISMO。同車について、実際にフェアレディZを所有している人や、今まさにフェアレディZを注文待ちしている人の反応を調べてみました。
すると「フェアレディZ NISMOに切り替えたわ」「抽選申込してきました!」「当たるのを祈るのみ」などと、早速抽選に応募した人がいました。やはり“NISMOブランドのフェアレディZ”という所に魅力を感じる人は多いようです。
一方で「新規顧客分はないのか……」「新しい人にこそ販売してあげてほしい」といった声もあり、同ブランドに対する期待の大きさも伺えました。
また「MTないのか」「マニュアル付けてほしかった……!」など、トランスミッションに対するコメントが多くあり、マニュアル設定に対する希望は大きそうです。それだけに北米市場に投入される6速MTモデルをみて、「NISMOにも遅れてMTも出るでしょ!」と期待する人もいました。
前述の通り「当面の間フェアレディZを注文済みの人への振替販売のみを受け付ける」とのことですが、生産状況が改善すれば、新規顧客の受付やMTの導入もあるかもしれません。続報に注目です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。