トヨタが新「カムリ」を発表! 300馬力超え“爆速”「TRD」に熱視線!? 8月発売予定の北米モデルに反響の声はいかに
トヨタの北米法人が2023年7月20日(現地時間)に発表した新「カムリ」(2024年モデル)について、SNSなどでは多くのユーザーが関心を持っているようで、さまざまな意見が投稿されています。
国内終了前にデザイン再評価の声も
トヨタの北米法人は2023年7月20日(現地時間)、2024年モデルとなる新「カムリ」を発表しました。8月の発売を予定しています。
このクルマについて、SNSなどではさまざまな意見が投稿されています。
カムリは1980年に登場したミディアムサイズセダンの世界戦略車です。
当初は「セリカ」の派生車「セリカカムリ」として販売されましたが、1982年に登場した2代目からは前輪駆動(FF)を採用した単一車種となり、ほか、海外での展開が開始されます。
現行型は10代目で、2017年7月に登場。TNGAプラットフォームや先進運転支援「トヨタ セーフティ センス」が採用され、内外装もスポーティさと上質さを表現したものとなりました。
国内では生産終了が明かされましたが、ミディアムセダンのニーズが高い国外では引き続き販売されます。なかでも北米地域では21年連続でミディアムサイズセダンセグメントの最量販モデルとなっています。
今回発表された2024年モデルでは、3つのパワートレインが引き続き設定され、ユーザーに多様な選択肢をもたらすといいます。
標準的な2.5リッター「ダイナミックフォース」4気筒ガソリンモデル、同エンジンとモーターを組み合わせるハイブリッドモデルに加え、日本では設定のない3.5リッターV型6気筒エンジンモデルを用意。このV6エンジンモデルでは最大出力301馬力・最大トルク267lb-ftを発揮します。
なお、2.5リッターガソリンモデルではFFと4WDが選べ、ハイブリッドモデルではCVTを、ガソリンモデルでは8速ATを組み合わせています。
バリエーション展開は3タイプとなり、上質志向の「LE」「XLE」、スポーツモデルの「SE」「XSE」、ハイパフォーマンスモデル「TRD」、特別仕様車「Nightshade Edition」を用意しました。
TRDモデルのエクステリアは、グロスブラックのフロントスプリッターやサイドスカート、リアウイングとリアディフューザーを装着し、ボディサイドには赤いピンストライプが施しました。
インテリアでは、シートやステアリングなどに赤いTRDステッチをあしらったほか、足回りでは専用ブレース・専用サスペンションの装着や大径ブレーキを装備するなど、スポーティな仕上がりとなっています。
新カムリ(2024年モデル)の価格は、2万6420ドル(約370万円)から3万6845ドル(約516万円)に設定されています。
SNSなどでは、国内で生産終了されることが決定したカムリが、海外で引き続き展開されることについて関心を持つユーザーが多くいるようで、さまざまなコメントが投稿されています。
「めっちゃイイ」「カムリってカッコイイんだよな」など、改めてカムリのデザインを評価するコメントが見られます。
また、「北米仕様のTRD、右ハンドルならマジで欲しいもんな」「3.5LのNAでV6エンジンのモデルがあるだけでも夢あるなという感じがする」など、国内では設定のなかったTRDモデル設定に興味があるユーザーも多いようです。
一方で、「日本でも販売してくれねぇかな」「日本じゃFFビッグセダン売れんから…」「日本は自動車税とかのせいで大きめのカッコいい車が売れないんだろう」など、国内での再展開を望む声とともに、中・大型セダン需要が低下した現在では国内撤退もやむ無しと捉えるユーザーも。
さらに、「トヨタに限らず海外専用車のデザインや魅力が高い気がしてしまいます」など、海外向け車種の華美なデザインや、強化されたパワートレイン搭載を羨む声もありました。
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なお、トヨタは2023年12月下旬にカムリの生産終了を予定していると発表しています。
現在のところラインナップ上では残っており、生産終了間近のモデルでのオプションやボディカラーの制限などの発表はなされていないことから、通常通り受注できるとみられます。
全長4600mm以上全幅1850mm以下のセダン出せ
最早旧車。