ホンダのレトロ顔「斬新“軽トラ”」!? ターボとMT搭載の“農道最強”「T880」はめちゃ“スゴイ”クルマだった
世界各国で開かれているモーターショーなどの自動車イベントでは、様々なコンセプトカーなどが発表され、人々の注目を集めます。なかでも、かつてホンダの純正アクセサリーを手がけるホンダアクセスの「N Lab.(エヌラボ)」が出展したカスタマイズショーモデル「T880」が、いまでも多方面で話題になっているようです。どのようなクルマだったのでしょうか。
ホンダの斬新軽トラ「T880」はめちゃ作り込まれていた?
世界各国で開かれているモーターショーやオートサロンといった自動車イベントでは、様々なコンセプトカーや新型車、カスタムカーが発表され、人々の注目を集めます。
なかでも、かつてホンダの純正アクセサリーを手がけるホンダアクセスの「N Lab.(エヌラボ)」が出展したカスタマイズショーモデル「T880」が、いまでも多方面で話題になっているようです。
T880が初めて披露されたのは2017年1月に開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2017」のことでした。
当時も相当に話題になり、筆者も某媒体で動画レポートをしたところアクセス数も好調で「めっちゃバズッた!」と制作サイドから喜びの連絡があったことを思い出します。
そのT880について、あらためて振り返ってみましょう。
制作した「N Lab.」というのは、ホンダアクセス従業員の有志による自発的な活動のことです。
参加従業員の業務領域にとどまらず、デザインやモデル制作に参加することでモノづくりに対する理解を深めるとともに、東京オートサロンへ出展を通じてお客様とのコミュニケーションを図り、より様々なインスピレーションを感じることで、今後のモノづくりへのモチベーションを高めるのを狙いとしています。
T880は軽商用車の「アクティトラック」をベース車両とし、基本フレームはそのままに、「働くクルマはかっこいい」をテーマに、見てのとおり全てをオリジナルデザインで造り直し、働くトラックの力強さを表現、「かっこよく、パワフルにのれる」モデルとして提案したものです。
具体的な変更点は下記のとおりです。
【エクステリア】
・オーバーフェンダーにより130mmワイド化(片側+65mm)
・キャビンルーフを150mmチョップ(車体高のダウン)
・17mmローダウン
・専用エンジンアンダーパネル装着
・2way開きのゲート
・荷台容量はアクティトラック同様を確保
【インテリア】
・専用インテリアパネル
・専用メーター
・専用ベンチシート(ヒップポイント:-30mm)
・ステアリングホイール角度適正化
【メカニズム】
・VAMOS用のターボエンジンに換装
・ビート用のトランスミッションに換装
・リアをディスクブレーキに変更
そんなT880の開発時やその後には、いくつものエピソードがあります。
コンセプトである「働くクルマはかっこいい」を体現するために、キャビンのチョップやオーバーフェンダー化を行っていますが、そのときには関連メーカーに協力してもらいつつ、N Lab.チーム全員で作業を行ったといいます。また、なんと1/4クレイモデルまで制作したそうです。
荷台容量はアクティトラック同様としつつも、両サイドのあおり機構(開閉機能)を廃止しスムージング化する一方で、後部はあおり開きと観音開きの2wayに変更しているのも特徴です。
さらに、空力を考えてフロア下面のフラットサーフェス化を行なったほか、市販コンプリートカー「Modulo X(モデューロエックス)」でも活用した空力パーツのフィンを追加するなど、ホンダアクセスが低唱する「実効空力」を意識して制作されています。
発表当時から、これ買おうと思ってます。
NBOX購入時にも、次はこれ買うので、出して欲しいと要望しています。
EVで、4WD、4WS搭載。さらに、キャンピングトレーラーオプション。内装ウッディログハウスっぽい、自作アレンジ可能仕様で、奢っていただきたい所存です。2024年度の目玉商品として是非販売して下さい。