日本人だけが知らない「人気の日本車」? 国内外で鮮明に異なるクルマのジャンルとは
こんなにある、国内メーカーのピックアップトラック
海外で元気な日本車メーカーのピックアップトラック、その代表モデルが、これまで世界180以上の国と地域で累計1600万台以上が販売されてきたトヨタの「ハイラックス」でしょう。
ちなみに現在の「ハイラックス」は、同じ骨格を流用する「IMV(イノベーティブ・インターナショナル・マルチパーパス・ビークル、革新的国際多目的車)」シリーズのひとつ。トヨタのIMVは、同じフレームを使ってピックアップトラックの「ハイラックス」、ミニバンの「イノーバ」、SUVの「フォーチュナー」という3モデルが兄弟として販売されています。アセアンでは、「イノーバ」はベストセラーですし、「フォーチュナー」は高級車という扱いです。また、アメリカ市場ではフルサイズピックアップトラックの「タンドラ」とミドルサイズの「タコマ」が販売されています。
ホンダのピックアップトラックは「リッジライン」。2017年1月の「デトロイトモーターショー」では、「北米トラック・オブ・ザ・イヤー」を獲得するなど、高い評価を得ています。
日産のピックアップトラックはフルサイズの「タイタン」とミドルサイズの「フロンティア/ナバラ」をラインナップ。特に「フロンティア/ナバラ」は世界中で発売されるグローバルカーです。