レクサスは、2023年6月8日（現地時間）に新型「GX」を米国で世界初公開しました。
　
　日本での発売について詳しい言及はありませんでしたが、日本国内のレクサス販売店ではどういった反響があるのでしょうか。

　2002年から北米を中心に発売を開始したGXは、ボディオンフレーム構造のSUVとして高い走破性と上質なインテリアを両立。2023年3月末までに、世界約30の国と地域で累計約54万台を販売するほどの人気モデルです。

　ただし現在まで、歴代GXの日本での販売は行われてきませんでした。

　そんななか、今回14年ぶりにフルモデルチェンジした新型GXは、「ザ・プレミアム・オフローダー」のコンセプトをもとに開発されました。

　プラットフォームには、2021年にフルモデルチェンジした上級SUV「LX」にも採用されている、新GA-Fプラットフォームを採用し、基本性能を刷新。

　GXの大きな特徴である走破性能は、オフロード走行性能を追求したパッケージや、路面追従性を向上させるE-KDSS（Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System）を初採用し、一段と向上しています。

　このほか、パワートレインは、燃費を高次元でバランスさせた3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンと、燃費と出力を高次元で両立させた2.4リッターターボエンジン＋モーターのハイブリッドモデルの2タイプが設定されています。なお駆動方式はすべて4WDです。

　また、昨今人気が高まるアウトドア需要に向けての「OVERTRAIL」仕様も新たに展開することを明かしています。

　新型GXの公式CMでは、悪路を駆け抜ける力強い走りが特徴的で、険しい山道を走行するシーンも見られます。

　一方で街にも溶け込むシーンも見られ、力強さとレクサスらしい上質さも感じられるモデルであることがうかがえます。

　新型GXの発売については、「2023年末より順次各地域に展開する」と記載されており、導入の詳細については記されていません。

　SNSでは「カッコいい」「日本で売ってくれるのかなあ」「これ欲しい」「欲しすぎる」と、日本での発売を心待ちにするユーザーの声も見られます。

　では販売店ではどんな反響があるのでしょうか。都内レクサス販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「発売時期の詳細は未定ですが、日本での発売はあると把握しています。

　問い合わせは、同時期に発表された『LM』や『LBX』と同じくらい、GXのお問い合わせもありますね。

　ただ以前『RX』は抽選発売という形を取ったため、今回も抽選になる可能性があります」

　また、別の販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「日本でも発売予定と把握していますが、店舗にはネットで出ている情報くらいしかおりてきておらず、具体的な発売時期などは未定です。

　ただ動きがあっても今年の末頃、もしくは来年早々ぐらいなのではないかと予想されます。

　現在、GXやLMなどお問い合わせはかなり多くいただいており、レクサスに対するお客さまからの注目がとても高いですね」

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　14年ぶりにフルモデルチェンジした新型GXに期待が高まっているようです。

　今後日本への導入についてどんな動きがあるのか、引き続き注目が集まります。