クルマの屋根についてる「謎の角」どんな機能? 無くても平気なの? 意外と知らない役割とは
クルマのルーフには、長い棒や短い帽、またはサメのヒレのような形のものなどが付いています。これらの役割とはどのようなものなのでしょうか。
見た目はシンプルだけど高機能なシャークフィンアンテナとは
クルマのルーフを見渡すとサメのヒレのような「謎の突起物」が付いています。
これはどのような役目を持っているのでしょうか。
ルーフの後端についている、サメやイルカのヒレのような部品を「シャークフィンアンテナ(ドルフィンアンテナ)」 といいます。
アンテナという名前の通り、おもにラジオのアンテナの役割を果たし、現在ではSUVやミドルセダン以上のクラスではほとんどの車種で採用されていています。
シャークフィンアンテナの中身は意外と複雑な造りで、低い形状で電波の受信を行なう必要があるため、通常のアンテナに使用されているコイル線以外にも電子基板で受信を補っています。
そのため低い形状でも、電子基板がアンプのような働きで電波を増幅するので、感度を落とすことなく利用できる仕組みです。
シャークフィンアンテナは、内部に基板を組み込んでいるコストだけでなく、ボディに併せたカラーリングを行う必要があるので、採用当初は高級車のカテゴリのみでした。
コストこそかかるものの、クルマの外観に違和感を与えづらいだけでなく、畳んだり外したりする必要がないこと、さらに風切り音が発生しにくいことがメリットです。
それだけでなく、内部基板との併用で広帯域の電波も受信でき、ラジオのみならずさまざまな通信に対応できることで採用車が拡大しています。
シャークフィンアンテナの形状やメリットについて、ホンダ広報部の担当者は次のように話します。
「シャークフィンアンテナはクルマのデザインや空力性能が考慮された形状となっています。
また、コンパクトながら受信機能はロッド式のアンテナと同等で、多様化した通信システムも兼ねることできます」
※ ※ ※
また、シャークフィンアンテナは、ラジオの受信以外でもさまざまな用途で利用されています。
以前のレクサス「IS」では、緊急時の連絡などに利用できる「G-LINK」の通信アンテナとしても利用されていました。
ほかにも日産「アリア」では、一部グレードでシャークフィンアンテナが2つ取り付けられており、ひとつはラジオの受信用、もうひとつは衛星からのGPS信号の受信に利用されています。
ハンズフリー機能の「プロパイロット2.0」を採用しているグレードは、より高精度な位置の把握が必要なため、シャークフィンアンテナをGPSアンテナに利用することは理にかなっているといえるでしょう。
アンテナとありますが、正確にはアンテナでなく、アンテナカバーでは無いでしょうか?
内部にヘリカルアンテナ等が入っているはずです。
マイカーGR86にシャークアンテナ取り付いているけど、スポーツカーには要らない。
リアガラスに埋めて
ま、ここを読んでる人にとっては、ドアバイザーもシャークアンテナも謎の物体ではないんですけどね。
もっと謎な物体を所望します。
<ホンダ「N-WGN」では標準仕様にポールアンテナ、Custom仕様にシャークフィンアンテナと異なる
というコメントとともにN-ONEの画像?
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました
じゃまくさいでっぱりとかいらねえわ。
むしりとりたい。
シャークフィンアンテナと言うモノw
こんなもんアンテナに決まっとるやろがw 最近は純正で最初から付いている車も増えたが、元々は純正で付いていた棒状のアンテナを外して、そこに後付けで被せるように付ける商品として人気を得たモノだ。それがシャークフィンアンテナ♪
マイカーGR86にシャークアンテナ取り付いているけど、スポーツカーには要らない。
リアガラスに埋めて