えっ…!? 謎の「シマ柄」なクルマ発見! カモフラージュで公道をコソコソ走る「覆面車」は何してるの?
擬装(カモフラージュ)を施したテスト車両が街中などでスクープされるケースがあります。ほとんどが市販前のクルマだといいますが、公道で何をしているのでしょうか。
リスクをおかしても「公道をテスト走行すること」が重要だった
ボディ全体にシマ模様のついたクルマを見かけることがあります。多くは発表前の新型車だといいます。
これらの「擬装車」は、街中や高速道路などで一体何をしているのでしょうか。
近年、スクープ記事などでも見かけることがある擬装車のカモフラージュ柄は、車体の立体形状が判別しにくいよう工夫された模様にデザインされています。
こうした擬装車が街中や郊外路、高速道路などで走行しているのはもちろん、テスト走行のため。
ただ自動車メーカーはそれぞれ、フェンスで囲まれた広大な敷地のテストコースを持っていて、そこでは日々、発売前の新型車を念入りにテスト走行しています。
わざわざ、デザインやサイズ感などが外部に知られてしまうリスクもある公道を走らせることのメリットは、あまりないように思います。
そこで匿名を条件に、某自動車メーカーの開発者が擬装車の秘密について教えてくれました。
擬装車が街中でテスト走行する目的のひとつは「開発担当者たちの最終確認のため」だといいます。
各メーカーのテストコースには、世界の特徴的な路面が縮尺再現されています。
例えば欧州の石畳路面から、東京都心の首都高速などでみられるスパンの短い橋脚のつなぎ目段差に至るまで、パターンはさまざまです。
当然、そこでの走行評価は念入りに行われていますが、テストコースでセッティングをした足回りやパワートレインなどの出来映えは、最終的に公道で走らせ、狙い通りにできているかを確認しているのだそう。
特に世界中の市場で販売するクルマの場合は、販売国ごとに足周りのセッティングを変えており、それぞれの国の道路事情に合わせた仕様で、必要に応じて最終確認をしているとのこと。
灼熱の地から極寒の積雪路、都市部の渋滞路に至るまで、最終確認の場はさまざまだといいます。
これらは海外のメーカーも同様で、例えばドイツ車に代表される欧州メーカーも、発売前のモデルを日本へ持ち込んで、最終チェックを行っている姿がたびたび確認されています。
ドイツも日本も道路状況は同様にきれいに整備されていますが、日常的な速度域が大きく異なります。
日本仕様にチューニングしている、というよりも、ドイツで決めた足回りのセッティングが、日本の道でも通用するのかなどを確認しているようです。
どの記事にも言える事だが、上っ面だけ取材してロクに推敲せず思い付きだけで記事にすると薄っぺらな内容にしかならない。今回もそうだとは言わないが、この記事読んで「へ―」と思わせる部分はどれだ有るだろう?あとからでは何とでも言えるが、もうちょっと込んだ内容にするべきというか、何となくそっけない感が拭えないのは気のせいだろうか。ちなみに、カモフラ模様と言って居るが、正確には「ダズル迷彩」と言う(Wikiで検索してみてください)。それくらいは調べて欲しかったな。