格安で移動できる便利な夜行バスは、利用者が多いこともあり各バス会社からさまざまなプランが誕生しています。
　
　そのなかでも「WILLER EXPRESS」が提供する「Relax（リラックス）」は注目されている夜行バスのひとつですが、いったいどのような車両なのでしょうか。

　飛行機、新幹線、レンタカーなど旅行や仕事での移動手段は多数ありますが、そのなかでも割安な料金で移動できるのが夜行バスです。

　東京から大阪間の場合、片道2000円台で移動できることもあり、交通費を抑えたい人にとっては人気の移動手段のひとつとなっています。

　しかし、夜行バスは長時間の移動や疲労感を生みやすいことから、より快適性を求める声が多く、そんなユーザーの声に応えて快適性に富んださまざまな車両が誕生しています。

　そんななか注目されているのが、価格を抑えつつ快適性も重視されている「WILLER EXPRESS」が提供する「Relax（リラックス）」です。

　Relaxは、通常の4列シートとほぼ同等の44cmのクッション幅になっていますが、座席数を減らすことにより足元のスペースが拡大されていることが特徴です。

　足元スペースが拡大されたことでシートが倒しやすく、最大約130度リクライニングするため、男性でも仮眠時に快適な空間が確保されています。
　
　そして、Relaxの最大の特徴は、頭部のクッション部分に備え付けられたベビーカーのフードのようなカノピーです。

　これにより、寝顔を見られることなく就寝できるため、女性を中心に人気の車両となっています。

　さらに隣接シートとの間には仕切り版を設けており、プライバシーの確保と新型コロナウイルス感染症対策としても高い効果を発揮しています。

　ほかにも、快適な移動ができるようにUSBポート（一部車両はコンセント）やブランケット、可動式ヘッドレストやフットレスト、レッグレストを標準装備。

　WILLER EXPRESSの担当者は、Relaxのこだわりポイントやおすすめポイントについて、以下のように話します。

「これがWILLERの定番と言っても過言ではないのがRelaxです。

　ベビーカーのフードのような『カノピー』を下ろすことにより、視界を遮ることができるため、人目も気になりません。

　また、寝顔を隠せるので、メイクを落としてから乗車したい女性にもおすすめです。

　さらに新型コロナウイルス感染症対策として座席間の仕切りの高さが高くなっています。

　これにより、周囲との飛沫接触を避けるとともにプライベート感もアップし、さらに快適に乗車することが可能となっています」

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　Relaxは、大阪から松山間や広島から博多間など複数の都市で運行しているだけでなく、価格帯も抑えられているため、若い女性を中心に利用者が多い車両です。

　リーズナブルな価格設定やプライベート空間の確保も十分であることから、遠方に出かける際は移動手段の選択肢にくわえてみるのもいいかもしれません。