ダイハツが「アトレー」など軽商用車を「値上げ」! 23年7月生産分から「新価格」に! 原材料価格&物流費の高騰のため
ダイハツは「ハイゼット」など軽商用車3モデルとその特装車シリーズの車両価格を2023年7月生産分から改定すると発表しました。
ロングセラーの商用3車種が「値上げ」
ダイハツは2023年4月20日、軽商用車「ハイゼット カーゴ」「ハイゼット トラック」「アトレー」と、その特装車シリーズの車両価格を7月生産分から改定すると発表しました。
同社は改定理由について「原材料価格や輸送物流費の高騰に伴うもの」としています。
ハイゼットシリーズは、1960年に誕生して以来、ユーザーのニーズに合わせて常に進化を続けてきたロングセラーの商用車です。
累計生産台数は750万台を超え、農業や漁業、建設業など幅広い業種のニーズに対応するさまざまな特装車モデルも開発されています。
2021年12月に実施されたハイゼッシリーズとアトレーのフルモデルチェンジでは、ダイハツの商用車として初めて新世代プラットフォーム「DNGA」を採用。
パワートレインにはFR用CVTを軽商用車として初めて採用し、燃費や静粛性など基本性能を大きく向上させました。
また、アトレーは家と職場に次ぐ「第三の居場所」をコンセプトとし、フルモデルチェンジを機に4ナンバー化。
商用車規格ならではの広い荷室空間と350kgの最大積載量を活用することで、近年人気の高まるレジャーやアウトドアなどの幅広い使われ方に対応しています。
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軽商用バンのハイゼット カーゴの現行価格(消費税込)は、104万5000円(スペシャル 5MT 2WD)から160万6000円(クルーズターボ CVT 4WD)まで。
改定後は110万円から168万3000円となり、5万5000円から7万7000円の値上げです。
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軽商用トラックのハイゼット トラックの現行価格は、90万2000円(スタンダード スマートアシスト非装着車 5MT 2WD)から145万2000円(ジャンボエクストラ CVT 4WD)まで。
改定後は96万2500円から152万9000円となり、6万500円から7万7000円の値上げです。
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アトレーの現行価格は、156万2000円(X CVT 2WD)から182万6000円(RS CVT 4WD)まで。
改定後は163万9000円から191万4000円となり、7万7000円から8万8000の値上げです。
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また、各モデルの特装車の「デッキバン」「ダンプシリーズ」「保冷・冷凍シリーズ」「リフトシリーズ」や、スロープを備えた福祉車両「フレンドシップシリーズ」も同様に価格が改定されます。
トヨタがOEMを値上げして本家ダイハツが値上げしない訳がないと思ってたら、やはり翌日に値上げの告知ですね。
あとは、値上げした分をきっちり部品を製造している下請けに回さないとね。原材料と物流費の高騰を理由に値上げしておいて、還元しない大手なんてたくさんありますから。