ホンダは、ウサギのマークが特徴のキャンプ用品ブランド「DOD」とコラボレーションした、アウトドア仕様の「ステップワゴン」を初公開しました。
　
　コラボモデルは、ウサギとステップワゴンを掛け合わせて「ウサップワゴン」と命名。一体どのようなモデルなのでしょうか。

「もっと外に行きたくなるクルマ」をテーマに制作されたウサップワゴンは、現行ステップワゴンのなかでもクリーンでシンプルな「エアー」グレードをベースに、ボディカラーはDODのブランドカラーの「DODタン」を採用。

　フロントバンパー／リアバンパーやドアミラー、ドアノブ、ヘッドライト上部、エンブレムなどをブラック化してアウトドア感を強調する一方で、ボディやリアウインドウにウサギが描かれるなど、愛らしいスタイリングも特徴です。

　また足元は、通常は設定されていないホンダの純正スチールホイールに、ヨコハマのSUVタイヤ「ジオランダー」を装着し、タフ感を高めました。

　さらに、ワンオフで製作したルーフキャリアやリアラダーを装着したほか、THULE製のサイドオーニングを搭載するなど、キャンプやアウトドアでの使い勝手も考慮された仕様となっています。

　このウサップワゴンについて、SNSではさまざまな反響が見受けられます。

「めちゃくちゃ可愛い。ネーミングまで最高です」「可愛いだけじゃない、アウトドアにぴったりな仕様ですか？」「マジでいいぞこれ！」「ウサップワゴンちょっとかわいいな。前後バンパー黒くするだけで印象ガラッと変わる。ジオランダーも良い感じ」など、可愛らしさとタフさが共存したスタイリングに注目が集まっています。

　また、「ウサップワゴン欲しい」「クルマの買い替え考えてるときにウサップワゴンですとぉぉ」「クルマの買い替えを検討中なので激アツコラボです」「乗り換えたい……普通に欲しいってぇ」と、購入を希望する人もいました。

　なお、今回のウワップワゴンは見た目だけのコラボということで、現時点で商品化の予定は無いといいますが、DODやホンダのSNS上でユーザーからの要望に応じて、アイテム展開をおこなう可能性があるそうです。

　さらに、ステップワゴンがベースということもあり、先代（5代目）に設定されていた、テールゲートに横開き式のサブドアを備えた「わくわくゲート」の復活を望む声や、サンルーフの設定、車中泊仕様を希望する人もいました。

　今回のステップワゴンにとどまらず、ホンダ「N-BOX（ウサップBOX）」やトヨタ「ランドクルーザープラド（うさプラド）」、三菱「デリカD：5」に加え、もともとウサギがモチーフになっているスズキ「ラパン」や、ホンダの二輪車「カブ」など、さまざまなモデルとのコラボを期待する投稿もありました。

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　キャンプや車中泊がブームとなっており、それらはクルマとの親和性が高く、アウトドア感あふれるウサップワゴンの販売が実現すれば大きな話題になりそうです。