「運転つらい」を防ぐクルマの花粉対策! 簡単に取り除ける「水拭きの仕方」 ポイントは“凹凸”
花粉症に悩まされる人も多いこの季節ですが、クルマの花粉対策にはどんなことに気をつければ良いのでしょうか。
クルマの花粉対策! 気をつけたい4つのポイント
3月に入り、ちょうどこの季節はスギやヒノキなどの植物の花粉が飛散していることから、アレルギー症状としていわゆる「花粉症」に悩まされている人も多いでしょう。
では、クルマの運転時の花粉対策はどうしたら良いのでしょうか。
クルマの花粉対策では、「車内に持ち込まないこと」「除去すること」に気をつける必要があります。
日産のカーライフサポート「日産ドライブナビ」では、手軽に実践できる4つのポイントを紹介しています。
まず1つ目に、車内に花粉を持ち込まないよう「衣服の花粉」を落とすことが大切で、花粉は軽いのではたくだけでも取り除くことができるといいます。
ただしニット類は花粉がからみつき落としにくいので、クルマに乗る時には衣服にも気を使ってみても良いかもしれません。
2つ目にドライブ中はできるだけ窓を開けず、花粉の侵入を防ぐことが挙げられます。
最近では高速道路のETCを利用することで窓を開けずに通過できるようになっています。
仮に窓を開ける場合も必要最小限を心がけましょう。
車内の花粉を除去するために、3つ目として水拭きで車内の花粉を除去することも有効な手立てとなります。
どんなに気をつけていても、花粉を車内にまったく持ち込まないということはできません。
このため、拭き取ることで除去するのが効果的だといい、花粉は乾燥しているためこまめに水拭きをすることが推奨されています。
花粉の溜まりやすいポイントとしては、樹脂部分や全体だけでなく隅の部分のほか、凹凸のあるエアコンの吹出し口やスイッチ類など縁をなぞるように念入りに拭き上げるのが良いでしょう。
なお、花粉除去は車内だけでなくボディにも蓄積されていき、エアコン内部に入り込んでしまうこともあるため、こまめに洗車をしてあげることも大切です。
また4つ目に、エアコンを「内気循環」モードにすることもポイントのひとつです。
とはいえ、JAFの過去の調査では、長時間内気循環モードのまま過ごしたことで設定したことで車内の二酸化炭素の濃度が高くなり、疲労感の増加や眠気、頭痛が生じる場合もあるというテスト結果も出ています。
このため、状況に合わせて「外気導入」モードと使い分けるのが望ましいでしょう。
最近では、花粉などを除去する効果を持つ高性能なエアコンフィルターも用意されているため、こちらへの交換もあわせて検討すると良いでしょう。
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今後も、気温の上昇とともに花粉の飛散量も比例していくため、しっかりと花粉対策をしていきましょう。
アレルギー症状が出ている時って、免疫が暴走状態(免疫の過剰反応)なので可能な限りアレルゲンを遠ざけたほうが良いですよ。特に人工香料である柔軟剤、香水やオーデコロン、香りの消臭剤(芳香剤)、水洗トイレのアレも含む、香り付きヘアスプレーなども有害物質(主としてマイクロカプセル入のもの)の場合が多いので、それが切っ掛けで悪化する虞も。
もしくは、それら人工香料でアレルギー反応が出る寸前まで暴走が進んで、今まで何とも無かった花粉で急に発症することもあります。一度アレルギー反応が出ると、次々にアレルゲンが増えてるので無秩序に悪臭(香害)を撒き散らしているひとは特に注意ですね。一度発症すると自分で自分を苦しめることになるので後悔しても遅いです。自分が良い香りと思っている臭いが人に依っては毒と同じですから。