クルマ選びの基準は? 必要だけど「買えない」ワケは? 新社会人が答えた“今どき”クルマ事情
ナイルが、この春に就職を控えた新社会人を対象に、クルマに対する意識についてのアンケート調査を実施しました。
「欲しいクルマ」軽4車種を抑えてトヨタSUVが首位に
この春に就職を控えている若者は、欲しいクルマや買う予定はあるのでしょうか。
今回、そんな新社会人を対象としたクルマに対する意識についてのアンケート調査結果が発表されました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、移動手段を公共交通機関からマイカーに切り替える人もいましたが、一方でクルマの本体価格やガソリン代は上昇しており、さらに半導体不足などによる納期長期化が追い討ちをかけています。
そのような中で、新社会人はどのような状況に置かれているのでしょうか。
調査は、カーリースサービス「定額カルモくん」などを手掛けるナイルが、2023年3月に高校や大学を卒業して就職する18歳から26歳までの新社会人の男女を対象に、同年2月9日から14日にかけてインターネットで実施しました。有効回答数は439です。
新社会人の欲しいクルマで最も多かったのは、トヨタの高級SUV「ハリアー」で6.1%。続いて、ダイハツ「タント」とスズキ「ラパン」が各4.7%、ホンダ「N-BOX」、スズキ「スペーシア」が各3.4%と、軽自動車が上位に多くランクインしています。
クルマを選ぶ基準について聞いたところ、最も多かったのは「デザイン」37.0%で、続いて「乗り心地」16.4%、「価格」13.0%、「機能・安全性能」12.3%、「好きな車・ブランド」と「燃費」がそれぞれ9.6%という結果でした。
クルマは生活に必要かどうか、という質問では、およそ3人に2人の65.8%が「必要」と回答。そしてそのうち、62.3%が「クルマを持つ予定」、17.3%が「持っている」と回答した一方で、20.4%が「持つ予定はない」と答えています。
クルマを「持つ予定」と答えた人は、実際にクルマを買えるのでしょうか。
結果は、「買えそう」66.7%、「買えない」33.3%でした。この「買えない」と回答した人にその理由を聞くと、「金銭的余裕がない」「車の値段が高い」といった経済的な理由が79.1%でほとんどを占める結果に。
このほかには、「住む場所が確定していないため、買う予定が立てられない」などといった理由を回答する人もいたということです。
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