昨今人気の「車中泊」ですが、女子1人でも楽しめるような仕様の軽ワゴンが登場しました。

　新たな車中泊仕様を展開するユアブランドはスリッパメーカーとして1964年に創業し、縫製業からスタート。

　2000年よりシートカバーの製造を開始しており、現在はオーダーでのシートカバー製造販売やマツダ「ロードスター」などのシート張り替えキットを展開。

　さらには、ステアリングの革巻きなどが人気で、素材、カラー、ステッチ、デザインを多数の選択枝からセレクトできることから人気を集めています。
　
　今回ユアブランドは、ソロキャンパー向けとなるレトロなルックスの軽ミニハイトワゴン「malone（マローネ）」を発表しました。

　2005年に東京オートサロンで、スズキ「ハスラー」をベースとしたクラシックルックのオリジナルカー第1弾「アナトラ」を発表。

今回の「マローネ」はそれに続く第2弾となり「旅する小部屋」をテーマに1人女子旅をイメージして製作されました。

　マローネは、スズキ「ワゴンR スマイル」をベースとしたクラシックテイストのオリジナルカスタマイズカーです。

　エクステリアは、純正ではメッシュと水平メッキという2種類のフロントグリルが設定されているのに対して、マローネは少し小型化された台形を採用。

　さらにバンパーの破損を抑える役目を持つオーバーランダーのようなメッキ加飾も加わりました。

　またサイドビューではmaloneと書かれた茶色のデカールで世界観を付与しています。

　インテリアは、シートカバーとお揃いのポケットコイルマットレスが特徴です。

　休日の貴重な自分時間にキャンプやフィッシングなど、車中泊しながらちょっとした一人旅、小旅行ができるよう、助手席側はフラットにし、ポケットコイルマットレスが備わっています。

　またマットレスもシートカバー同様、ユーザーが柄やデザインをセレクト可能で、これにより車中泊で連泊しても疲れが溜まらず、自分お気に入りのインテリア空間でそのまま移動できる快適1人旅が可能です。
　
　またマットレスは自宅のインテリアとして、ソファベッドとしても使用することも可能となっています。

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　なおマローネは、2023年2月に開催された大阪オートメッセに展示され「その場で売れてしまった」といいます。

　今後の商品化についてユアブランドは「反響が多ければ市販も検討する」と説明しています。