日産の「SUV」にMT仕様が存在!? コンパクトSUV「ジューク」豪で刷新! やはり日本導入はないのか?
日産のオーストラリア法人はコンパクトSUV「ジューク」2023年モデルを2023年初頭から販売するとSNSで投稿しました。ジュークは日本でも初代モデルが販売されていましたが、今回投稿された2代目モデルは現在のところ国内で販売されていません。一体どのようなモデルで、日本導入はあるのでしょうか。
日産「ジューク」に2023年モデルが登場! どんなクルマ?
日産のオーストラリア法人は、エントリーモデルとなるコンパクトSUV「ジューク」の2023年初頭から販売するとSNSで投稿しました。
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今回投稿されたジュークは、2代目となるモデルですが、かつてジュークの初代モデルは日本でも販売され、斬新なデザインなどから話題となった車種でもありました。
現在は日本で販売されていない2代目ジュークとはどのようなモデルなのでしょうか。
ジュークは2010年から2019年まで日本でも初代モデルが販売されていた日産のコンパクトSUVで、使い勝手の良いサイズでありながらSUVらしい視界の良さをもち、個性的なスタイルを特徴としていました。
後に国内では後継モデルが出ないまま販売が終了していましたが、海外市場では2019年から2代目モデルが販売されています。
今回日産のオーストラリア法人がSNSに投稿した新型ジュークは2代目モデルの年型となり、内外装に磨きをかけた最新のモデルです。
ボディサイズは全長4210mm×全幅1800mm×全高1595mm、ホイールベースは2636mmと、初代モデルと比較して全面的に車体は拡大されましたが、それでもコンパクトで使いやすい大きさを維持しています。
パワートレインは84kW/180Nmを発揮する1リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載。オーストラリア仕様ではトランスミッションに7速DCTを組み合わせますが、欧州市場に向けてはハイブリッドモデルや6速MTを搭載したグレードもラインナップしています。
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2代目ジュークは初代の個性的なスタイルを引き継いだキープコンセプトなデザインでありながら、さらに精悍さを増した造形となっており、SUVのマーケットがますます拡大している日本市場でも人気を博しそうに思えますが、日産は現時点では2代目ジュークは日本で販売する予定はないといいます。
日産の担当者は、「2代目ジュークを日本に導入するかどうかについて検討はしておりましたが、ジュークはデザインは優れているものの、後席や荷室の狭さが日本のユーザーには適していないのではないかと考え、より日本のユーザーに適したコンパクトSUVのキックスを導入しました」と過去の取材にコメントしています。
ジュークとキックスは両車ともコンパクトなSUVでありながら後席や荷室の広さに違いがあるため、デザイン性を重視する傾向がある欧州などに向けてはジュークを販売し、後席も荷室も広さなど実用性も重視する日本にはキックスを販売したということで、現在のところ2代目ジュークを日本に導入する可能性は低そうです。
ジュークとキャシュカイを日本で売ればラインナップが増えて日産ディーラーも喜ぶだろうに