日本全国で活躍する商用ワンボックスバンのトヨタ「ハイエース」ですが、その広い室内を活かした「キャンピングカー」も数多く製作されています。
　
　今回はそんなハイエースキャンパーのなかから、2023年2月3日から6日まで幕張メッセ（千葉県千葉市）で開催の「ジャパンキャンピングカーショー2023（JCS2023）」に出展される最新3モデルを紹介します。

●家庭用エアコン搭載!? 新型キャンピングカー「レクビィ・ソラン」

　キャンピングカーの製造および販売をおこなうレクビィがJCS2023会場で発表する新型車が「レクビィ・ソラン」。

　全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mmとハイエースのなかでも比較的コンパクトなボディサイズを持つ、標準ボディ・標準ルーフ車をベースにした8ナンバーモデルです。

　標準ボディのハイエースに家庭用エアコンを装備してほしいというユーザーの声に応えるかたちで実現したといい、ほかにもリチウムイオン電池、FFヒーター、19インチTVモニター、ソーラーパネルといった装備が搭載されます。

　またペットとの移動にも配慮され、ペットが映えるような明るい基調の内装としたほか、水や摩擦、爪立てに強い素材を使用しているのも特徴です。

　レクビィ・ソランはガソリン車（2WD／4WD）とディーゼル車（2WD）が選択でき、乗車定員は6名、就寝定員は3名です。

●豪華オシャ内装のフラッグシップ！「エクスクルーシブ アーチザン タイプ2」

　ハイエースをはじめ、三菱「デリカD：5」、スズキ「エブリイ」などのキャンピングカーを開発・販売するキャンピングカービルダーのケイワークスは、JCS2023にも多数のキャンピングカーを出展します。

　なかでも注目は、ワイドボディ・ミドルルーフのハイエースワゴン GLをベースにしたキャンピングカー「EXCLUSIVE ARTISAN Type-2（エクスクルーシブ アーチザン タイプ2）」です。

　ケイワークスが『「1台で全てを満たす」を体現したキャンピングカー』だと説明するフラッグシップモデルで、最大510Ahの最新大容量リチウムイオンサブバッテリー、エアコン、ソーラーパネルなど、ユーザーからもニーズの高いアイテムをフル装備。

　天然木の無垢材を使用した純国産の家具など、ヴィンテージテイストのオシャレな内装の仕立ても魅力です。

　遊びのみならず移動オフィスなどの仕事用、さらに万が一の際の避難所としても使用できる懐の広さを特徴とします。

●「SEDONA（セドナ）」の新シリーズ「SUNRISE（サンライズ）」

　ハイエースキャンピングカー「SEDONA（セドナ）」シリーズは、キャンピングカーやモバイルオフィス（移動事務車両）、福祉送迎車両などの架装デザイン、開発、生産を行っているワークヴォックス社が立ち上げたオリジナルブランド。

　すでに「type III」「type IV」「LAKESIDE（レイクサイド）」の3モデルを販売中ですが、JCS2023で新ラインナップ「SUNRISE（サンライズ）」（乗車定員6名／就寝2名）を初公開します。

　天井一面に本物の無垢材（オリジナルパイン）を使用したオシャレなインテリアの雰囲気が大きな特徴。

　ベッドサイズは長さ2700mm×幅1200mmで、大人2名の就寝が可能です。

　4ナンバー標準ボディ・標準ルーフ車をベースに、シリーズのなかでも人気の高いレイクサイド（乗車定員3名）のデザインコンセプトと、type III（乗車定員6名）の使い勝手を融合し、シンクや水タンクなどは備えず、もっともミニマルに仕上げられています。

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　上記の3モデルは前述の通り、2023年2月3日（金）から2月6日（月）まで幕張メッセで開催されるジャパンキャンピングカーショー2023（JCS2023）に出展される予定です。

　イベント会場では、全国のキャンピングカービルダーが販売する最新のキャンピングカー300台以上が出展されるほか、「旅行」「ペット」「食事」「防災」「アウトドア」「エンタメ」などを紹介するアウトドア＆レジャーの総合イベントとなっています。