す、凄い! なぜ都内で「デコトラ」展示!? 電飾キラメク芸術的なデザインに反響多し! 展示された理由とは
展示された2台のデコトラ…実は異なるカスタマイズが施されていた?
東京オリンピックでデコトラが演出にひとつとして登場したことも影響しているのか、訪日客も興味を示して写真を撮っている姿が多く見られました。
初めてデコトラを見た若い人は「初めてみたしかっこいい。ボディに書かれている絵の迫力もすごいな何色も使って細かいところまで描かれているのはすごい」と関心していました。
また、夜になって電飾の点灯がおこなわれましたが、その煌びやかな光景に驚きとともに芸術性の高さを見せており、多くの人が写真や動画を撮影している様子が見られます。
21日は全国哥麿会の「寿ゃ美咲嬢」と黒潮船団の「麻友美丸」の2台が展示されました。
寿ゃ美咲嬢のレトロスタイルと、 麻友美丸のガンダムスタイルと全く違うカスタムが施されたデコトラです。
寿ゃ美咲嬢は1975年から1979年に放映された映画「トラック野郎」シリーズを彷彿とさせる、昭和レトロのデコトラです。
電飾も電球タイプを使い温かみのある光り方をします。

一方の 麻友美丸は派手なフロントバンパーや凝った造形を見せる現代的なガンダムスタイルといわれるデコトラです。
電飾もLEDやフラッシュライトを使いキレのある光り方がします。
どのような楽しみ方をするかはオーナー次第なので、どちらが良いとかはありません。それぞれの良さがあります。
フォトグラファーの秦さんは、この2台について次のように語ります。
「どちらも良いですよね。どちらかを選べといわれても選べないです。
どちらも芸術性は高くお互いにリスペクトしていますし、海外の人にはとても人気がありますし、日本でも芸術として世代を超えて見てもらいたいと思います」
※ ※ ※
1月28日には、また別のデコトラが展示されるそうなので、気になった人は見にいってみてはいかがでしょうか。昼間は展示のみで、点灯は陽が落ちてからおこなわれます。
Writer: 雪岡直樹
1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。


































































