クルマに「お正月飾り」なぜ減少? 昔「当たり前」も最近「面倒くさい」 正月風物詩を見なくなったワケ

人気は車内に付けるタイプだが…付ける場所次第では違反の可能性も!

 一方で人気のしめ飾りもあるようです。

 前出の担当者によると「つるひもタイプや吸盤タイプのしめ飾りは、車内に簡単に取り付けることができるため、そういったタイプのものを購入する人はいます」と話します。

 車内に付ける小さいサイズのしめ飾りであれば、取り付けや片付けの手間を省け、走行中に落下する恐れがありません。

 しかし、車内に付けるしめ飾りには注意点があります。

吸盤で貼り付けるタイプが人気だが貼る場所次第では違反になってしまう
吸盤で貼り付けるタイプが人気だが貼る場所次第では違反になってしまう

 道路運送車両の保安基準第29条では、フロントガラスや運転席および助手席の窓に車検シールなど許可されたもの以外を貼ることが禁止されています。

 そのため、つるひもタイプや吸盤タイプのしめ飾りは、規定のない後部座席の窓ガラスなど、運転中に邪魔にならないところに付けるようにしましょう。

※ ※ ※

 ちなみに、しめ飾りなどのお正月飾りは神社や地域でおこなわれる「とんど焼き」「左義長(さぎちょう)」「さえのかみ祭り」などと呼ばれる行事にて処分するのが一般的です。

 この行事は各地域によって呼び方が異なりますが、現在も続く日本の風習のひとつで、1月15日前後におこなわれます。

 正月飾りを目印に家にきてくださった年神様を正月飾りを燃やした煙とともに見送るという意味もあり、縁起物を燃やして五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災を願います。

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