トヨタ「ヤリスクロス」サイズのホンダ最小級「新型SUV」出た! 爆イケ顔の2代目「WR-V」尼で生産開始

2023年12月2日、ホンダのインドネシア法人は新型SUV「WR-V」の生産を開始したと発表しました。新型WR-Vは全長4mほどのコンパクトなSUVですが、どのようなクルマなのでしょうか。

ホンダ最小クラス新型SUV「WR-V」生産開始

 2023年12月2日、ホンダのインドネシア法人は新型SUV「WR-V」の生産を開始したと報じました。

 新型「WR-V」は2022年11月2日に世界初公開されたコンパクトなサイズのSUVです。

インドネシアにて生産開始されたホンダ新型「WR-V」
インドネシアにて生産開始されたホンダ新型「WR-V」

 WR-Vは、3代目「フィット」(海外名:ジャズ)をベースにSUV化したモデルとして、2016年11月に初代モデルが登場。ブラジルやインドで販売されていました。

 2代目モデルとなる新型WR-Vは、2022年11月2日に世界に先駆けてインドネシアで公開されました。

 同国ではすでにサイズ順に、「HR-V」(日本名:ヴェゼル)、「BR-V」(海外向け3列シートSUV)、「CR-V」といった3種類のSUVが展開されていますが、WR-Vはさらにコンパクトなモデルとして登場。

 ボディサイズは全長4060mm×全幅1780mm×全高1608mmと、トヨタ「ヤリスクロス」ほどのコンパクトなサイズ感が特徴です。

 エクステリアは、力強い水平基調のキャラクターラインが特徴的。インテリアでは、コンパクトなボディサイズながら、広い室内空間と荷室を実現しています。

 パワートレインには、最高出力121馬力・最大トルク145Nmを発揮する1.5リッターDOHC i-VTECエンジンを採用。これにCVTが組み合わされます。

 安全装備は、最上級グレードに衝突被害軽減ブレーキや車線維持支援機能などをはじめとするホンダの安全運転支援システム「ホンダセンシング」を搭載しています。

 インドネシアでは「E」「RS」「RS ホンダセンシング」の3グレードを展開。価格は2億7190万ルピア(約237万円)からです。

※ ※ ※

 今回新型WR-Vが生産開始されたインドネシアのPT HPM工場ではすでに「ブリオ」、「HR-V」、「BR- V」、「シティ ハッチバック」、「CR-V」、「モビリオ」などが生産されています。新型WR-Vの生産は、高品質の生産基準を適用するだけでなく、これらのモデルの生産から採用されたさまざまな最新技術を適用しておこなわれるといいます。

 ホンダインドネシア法人代表の清水浩太郎氏は、今回の生産開始について次のようにコメントしています。

「インドネシアが新型WR-Vを世界で初めて発売・生産した国であることを誇りに思います。生産開始を機に、このモデルを待ち望んでいたお客様のご要望にいち早くお応えできる体制を整えております。ホンダインドネシアの高い品質基準を備えた生産施設は、将来、インドネシアおよび国際的な消費者の期待に応えることができると信じています」

 新型WR-Vは、インドネシアでも最もコンパクトなSUVですが、日本でも4月に展開される「ZR-V」やすでに展開済みの「ヴェゼル」よりもさらにコンパクトなサイズのSUVで、日本市場にも最適な大きさのモデルです。日本での展開については明らかにされていませんが、今後の動向に注目です。

【画像】精悍顔「RS仕様」もアリ! ホンダ新型「WR-V」の内外装を画像で見る(60枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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