トヨタ新型SUV「bZ4X」さらに拡販へ!? 申込金半減&料金改定 身近な存在となるか

国内ではサブスク専用車として展開されるトヨタ「bZ4X」が、料金を改定して2022年10月26日より申込受付を再開しました。どのような料金体系になったのでしょうか。

申込受付再開にあわせて料金を改定

 トヨタ車のサブスクサービスを展開するKINTOは、サブスク専用車であるトヨタ「bZ4X」の料金を改定したと2022年10月26日に発表しました。

 また、あわせてリコールの届け出により中止していた申込受付を、同日より再開しています。

 トヨタのEV(電気自動車)群「bZシリーズ」の第一弾モデルでもあるbZ4Xですが、どのような特徴があるのでしょうか。

トヨタ「bZ4X」
トヨタ「bZ4X」

 bZ4Xは2021年4月19日に「上海モーターショー2021」でコンセプトモデルが世界初公開された後、同年10月29日に日本仕様の詳細が明らかにされました。

 その後、2022年5月22日にサブスク専用車(KINTO専用車)として国内発売されたものの、ハブボルトに起因するトラブルにより6月23日にリコールを届け出。10月6日に原因の究明と対策が決定したことで、今回のKINTO申込み受付再開へと至りました。

 bZ4Xは、今回の料金改定でリース初期コストが大きく引き下げられています。

 まず申込金(消費税込、以下同様)は当初77万円だったものを半額の38万5000円に変更。

 10年の契約期間のうち最初の4年間の月額料金については、当初10万7800円だったものを10万6700円に引き下げ(FF仕様の場合)。年間で1万3200円安価になっています。

 月額料金について、4年目までは国や地方自治体の設ける補助金相当額が月割で割り引かれ、より手頃な金額になります。

 ちなみに、これまでKINTOはbZ4Xの利用ユーザーを個人に限定していたものの、料金改定とあわせて法人向けのbZ4Xの提供も開始されています。

 今回のサービス改定により、bZ4Xがより身近な存在になったといえるでしょう。

※ ※ ※

 bZ4Xは、トヨタがスバルと共同開発した新型EVで、EV専用プラットフォーム「e-TNGA」をトヨタ初採用したモデルとなります。

 米国や欧州、中国など世界各国に導入されるモデルとなり、生産は日本と中国でおこなわれます。

 それではここでクイズです。

 bZ4Xの日本での生産工場として正しいのは、次のうちどれでしょうか。

【1】元町工場

【2】堤工場

【3】トヨタ自動車九州 宮田工場

【4】SUBARU群馬製作所 本工場

※ ※ ※

 正解は【1】の元町工場です。

 元町工場は、愛知県豊田市元町1番地に所在。

 bZ4Xのスバル版モデルとなる「ソルテラ」も元町工場で生産されるほか、燃料電池車「MIRAI」、本格4WDホットハッチ「GRヤリス」などの生産も担当します。

※クイズの出典元:カーデイズ

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【画像】斬新デザインのトヨタ新型「bZ4X」(27枚)

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