米国レクサスは、英国系アメリカ人デザイナーのハリス・リードとコラボ。高級SUV「RX」のカスタム仕様「ルビー レッド リム」（以下、RX ルビー レッド リム）を初公開しました。

　RX ルビー レッド リムは、映画「オズの魔法使い」で主人公の少女 ドロシーが履いていたルビーの靴のイメージを再構築したモデル。ドライバーに勇気を与える究極のクルマという、ハリス・リードと米国レクサスからの提案です。

　外観は、ボディカラーの前後のグラデーションや無数のフィンから構成されるホイール部が特徴的です。

　ドラマチックな色の変化は、ある世界から別の世界への移行を意味しているといいます。

　また、レクサスロゴのあるホイール中央にはルビーが配されたほか、裏側からのLEDライトで照らされ、生命感さえ感じさせるデザインです。

　フィンはアルミニウム製で、ボディ全体の華やかさを演出します。　

　ハリス・リードは、RX ルビー レッド リムについて次のようにコメントしています。

「私はジェンダーフルイド（流動的な性、自身のジェンダー定義をはっきりせず流動的に揺れ動くありよう）のデザイナーとして、いつも道なき道を選択することでエネルギーやインスピレーションを得てきました。

　新型RXの大胆なデザインと名作ハリウッド映画『オズの魔法使い』より、“私は自分の道を選び、赤いレンガ道をいき新しい旅を追求する”という解釈からインスピレーションを得て、映画の象徴であるルビーの靴と私自身のデザインに落とし込みました」

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　RX ルビー レッド リムは、2022年後半から2023年にかけて米国各地で展示される計画です。