「一度通り過ぎたら戻れない!?」 難解すぎる高速SA・PAの“駐車場ルート”「逆走」に注意
家族や友達とクルマでドライブする際、高速道路のSA・PAで休憩することもあるでしょう。SA・PAを利用する際は守るべきルールがあります。
SA・PAの駐車場で「逆走」に注意
家族や友達とクルマで出かける際、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に寄ることがあるでしょう。
そんななか、NEXCO中日本八王子支社は公式SNSで、SA・PAの駐車について、ある注意を呼びかけています。
多くのクルマが行き交うSA・PAでは、物流のトラックなどの大型車も止まっており、衝突事故を起こさないよう利用時にはルールを守る必要があります。
なかでもSA・PAの駐車場は一方通行で逆走が禁止されている場合があります。
そんななかNEXCO中日本八王子支社は公式SNSで、以下のように注意を呼びかけています。
「休憩施設での逆走にご注意を!
エリアによっては、駐車場スペースの制約などにより、空きを探しての周回ができず、進むと戻れない構造になっています。
標識・路面の矢印や、誘導員がいる場合には誘導員の指示にしたがって逆走にご注意ください」
投稿では、中央道の談合坂SA(上り線)でのポイントを解説。
談合坂SAに入ってすぐは小型車・大型車兼用の駐車ゾーンとなっています。
入口から近いため、この場所に停めるクルマも多く混雑している場合もあるかもしれません。
この場合に、そのまま左に進んでしまうと大型車専用の駐車ゾーン、SA出口とつながっており、小型車専用ゾーンに戻ることができません。
こういったケースで、道を戻ろうと逆走が発生しやすいので注意と説明しています。
このため小型車は、ポールが並んで設置してある場所まで進み、レストラン・売店などのスペースを抜け、そのまま右奥へ進むことで広い小型車専用駐車ゾーンにたどり着くことができます。
上記でも説明している通り、間違って自身のクルマを停めることができないエリアに進入してしまった場合、逆走して他のエリアに移動することができないため、SAの出口、つまり高速道路本線へ向かうことになります。
また高速道路の本線へ逆走するかたちで進入してしまうと、他のクルマとの正面衝突など大きな事故に発展するリスクもあるため大変危険です。
ほかのSA・PAでも、大型車・小型車・二輪車など、クルマの大きさによってエリアが分かれているため、SA・PAの入り口にある案内標識や路面の表示などで、自身のクルマが停められるスペースを確認してから進入することが大切です。
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こうした混雑時の駐車スペースの対策として、NEXCO西日本では高速道路本線において駐車マスの増設のほか、近隣のSA・PAの混雑状況が確認できる情報板を設置する取り組みを進めています。
一部のSA・PAではカメラが設置されており、公式ウェブサイトで混雑状況をリアルタイムに確認できるようになっています。
このため事前に混雑状況を確認しておくと安心といえます。
事故などを引き起こさないためにも、SA・PAに立ち寄る際は十分に注意しましょう。
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