新車の納期が遅れまくりで「いままでの常識が通じない!?」 新車を買うなら短期決戦が吉だ
新車の納期が長期化するなか、これまでの商談テクニックの常識が通じなくなっています。ここで改めて2022年版「新車をお得に買う方法」について紹介していきます。
新車の納期が長期化するなか2022年版「新車の買い方」とは
これまで新車の納期といえば、よほどの人気モデルでもない限り、注文からおよそ1か月半から3か月前後で納車されるのが一般的でした。
ところが2022年に入り、新車の納期遅れが常態化。いまや半年待ち以上が当たり前となっているのです。
手間暇をかけてライバルメーカーの車種を比較しながらじっくりと商談して新車を買う…… そんないままでの常識も通じなくなってきましたが、2022年版「新車をお得に買う方法」について改めて考えてみましょう。
検索サイトで新車の買い方について調べると、販売店(新車ディーラー)での商談テクニックについて紹介するサイトがヒットします。
そこには、おおまかに以下のようなテクニックが挙げられていることが多いです。
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1.希望の車種に絞らず必ずライバル車と比較検討しよう
2.1か月から2か月かけてじっくりと交渉し見積もりを詰めよう
3.年度末や半期決算期は狙い目! 金額面も大満足
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交渉事を面倒と思わず、あせらずじっくりと比較検討を重ねていくのが吉…… というわけです。
しかし2022年8月現在、新型コロナウイルスの感染拡大や世界的な半導体部品不足など複合的な要素が重なり、多くの自動車メーカーで新車の生産が大きく遅れています。
そのため新車の納期についても、これまでになく長期化しているのです。しかもこの状況がここ半年で常態化しているうえ、先行きもいまだ不透明な状況が続いています。
これまで新車の納期は、販売店に注文をしてからおよそ1か月から3か月後といわれており、超人気車種や特殊な少量生産モデルでない限り、どのメーカーでも同じようなものでした。
東海地区で新車ディーラーの営業スタッフとして働くAさんは、納期の長期化にともなう意外な影響について以下のように話します。
「車検タイミング前に新車購入を検討したものの、納車の長期化によって、やむを得ず現保有車の車検を受けてもらうことになったケースが非常に増えています」
車検が切れる前に新車に乗り換えようというお客さんは非常に多く、新車ディーラーでも、車検を控えた顧客に対し新車乗り換えの提案をするのは基本中の基本だと、Aさんはいいます。
しかしその常識がいま、通用しなくなってきているのです。
今までのように何か月も時間をかけてじっくり検討する商談をしているようでは、いざ新車が欲しい時期にぜんぜん間に合わない! ということも考えられます。
欲しい時期に欲しいクルマを手に入れるためにも、今までの商談テクニックを少し変えてみてはどうでしょうか。
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