年間12万件以上の「カギの閉じ込め」なぜ起こる? 真夏日には注意も… 「インキー」対策に有効な方法とは
インキーはどうしたら対策できる?
そんな電子キーの閉じ込みは、JAFの出動理由のなかでも第5位になるほど多いトラブルになっています。電子キーの閉じ込みには、どのような対策方法が挙げられるのでしょうか。
おもな対策方法について、JAF担当者は「電子キーの閉じ込み対策は、常に鍵を持ち歩くこと、または目の届くところや側に常に電子キーを置いておくことを意識することです」と話します。
クルマから乗り降りする時や荷物の積み下ろしをする際は、それが短時間であっても電子キーを持っているか確認するように注意することが1番といえるでしょう。
車内で待たせている子供やペットが誤って電子キーに触れてしまい、ドアをロックしてしまうという事例もあるので、車内に子供やペットを乗せる場合は、自身でしっかりと電子キーを持ってクルマを離れるのが安全です。
また、誤って電子キーを閉じ込めてしまったときは、速やかにJAFなどのロードサービスに救援を依頼しましょう。
最近のクルマは盗難防止のための機構や装置を備えるとともに、ドアの内側にはパワーウィンドウなどの電子部品が内蔵されていることがあるため、無理に自分でこじ開けようとすると別のトラブルを引き起こすことがあります。
これからの時期、気温も上がり車内は高温になるので、とくに車内に子供を残してのキーの閉じ込みには、より一層注意する必要があります。
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ちなみに、JAFの救援依頼要請理由として多いのは、1位が「バッテリー上がり」、2位が「タイヤのパンク」、3位が「落輪・落込」となっており、この3つが全体の約67%を占めています。
どれもドライバーのうっかりミス、メンテナンス不足などの「ヒューマンエラー」(人為的なミス)が多いようです。
電子キーおよび車両の定期的なメンテナンスをしっかりとおこない、万が一のトラブルが起こらないように注意しましょう。
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