5m級トヨタ巨大SUV 新型「セコイア」ついに登場! 全車電動化も怒涛の443馬力!? 鬼パワフルSUVのHV仕様とは
米国トヨタが、新型「セコイア」を2022年晩夏に現地で発売します。全車ハイブリッドシステムを搭載するといいますが、どのような大型SUVとして投入されるのでしょうか。
ハイブリッド専用車として新型「セコイア」誕生!
2022年6月8日(現地時間)、米国トヨタは新型フルサイズSUV「セコイア」のスペックや価格を発表しました。同年晩夏に現地で発売予定とアナウンスされています。
純ガソリン車だった2代目から一転、3代目となる新型セコイアはハイブリッド専用車として登場。電動化が進むことになりますが、どのようなシステムが搭載されるのでしょうか。
新型セコイアのボディサイズは全長約5285mm×全幅約2021mm×全高約1885mm-1973mm。
日本のトヨタSUVラインナップで大型の「ランドクルーザー」(全長4950mm-4985mm×全幅1980mm-1990mm×全高1925mm)と比べても、全長がさらに約300mm長いという、極めて大柄なボディサイズです。
そんなセコイアの巨体を動かすパワーユニットは、3.5リッターV型6気筒ツインターボ+モーターのハイブリッドシステム「i-FORCE MAX」。システム最高出力は443馬力を発揮します。
けん引能力も先代から約22%増加。最大9000ポンド(約4082kg)を確保しています。
ちなみに、「i-FORCE MAX」はモーター1基が組み合わされるハイブリッドシステム(パラレルハイブリッド)となりますが、このシステムは日本で販売される現行のトヨタ車には搭載実績がありません。
2022年現在の日本国内のラインナップにおいて、トヨタはコンパクトカー「アクア」から最上級セダン「センチュリー」まで22車種でハイブリッド仕様を展開しますが、全車でモーター2基を組み合わせるハイブリッドシステム(シリーズパラレルハイブリッド)を搭載します。
これは、1997年に発売された世界初のハイブリッド乗用車 初代「プリウス」から変わらず、現在までノウハウを積み重ねてきたものです。
ちなみに、過去にトヨタは一部車種で1モーターのみのパラレルハイブリッド搭載車を国内導入したことがありますが、基本的には2モーターのシステムを採用しています。
また、トヨタが自社開発しない軽自動車の分野をみると、システムがシンプルかつ軽量なパラレルハイブリッドをスズキや日産/三菱が採用。一方、ダイハツは軽自動車への搭載も視野に入れられたシリーズハイブリッドを開発するなど、各社さまざまなシステムが開発されています。
それではここでクイズです。
2003年に、パラレルハイブリッドを搭載した世界初の「ハイブリッド軽自動車」が誕生しました。その車種の名前は、次のうちどれでしょうか。
【1】「ツイン」
【2】「ソニカ」
【3】「i」
【4】「Z」
※ ※ ※
正解は【1】の「ツイン」です。
ツインは、スズキが開発した2シーターの軽自動車で、純ガソリン車のほかにハイブリッド車(いまでいうマイルドハイブリッド)が設定されました。
ちなみに、搭載される駆動用バッテリーは、12Vの小型鉛電池を16個直列につないだものが搭載されていたそうです。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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で、また日本の車は細長いとか言われちゃうので、そこまで全長を長くするなら2,260mmとトラック並で良いんじゃないですか?。