「83円」「98円」今では考えられない“2桁台”のガソリン価格

　昨今ではガソリン価格の高騰が続いています。現在の平均価格は170円台となっており、SNSでは「高すぎる」などのユーザーの悲鳴をあげる声は絶えず見られます。

　そんななか、ガソリン価格に関するユーザーの投稿が話題となっています。

　SNSでは、「リッター2桁の時代に生まれたかった…」「2桁の時にガソリン給油してみたかった」というユーザーの投稿が見られており、なかには1万7000件以上のいいねがつくほどの投稿もあるなど、多くのユーザーからの共感を呼んでいます。

　なかには「レギュラー78円／ハイオク89円」など2桁台価格の写真を投稿するユーザーも。

　総務省統計局が公表している「1966年から現在までのガソリン1L当たりの小売価格（東京都区部）」によると、ガソリン価格が2桁台だったのは20年以上前の1999年の97円、1998年の98円です。

　この時代より前では1974年までさかのぼり、2月と3月の83円という記録ががその年で最も低い価格となっています。

　この統計はあくまで東京都区部のデータですが、98年、99年の時代のガソリン価格は現在の価格に比べてかなり低い価格であることが分かります。

　これについてほかのユーザーからは、「この値段に戻してほしい」「今では本当に考えられない…」「戻らないかな〜」と悲鳴をあげる声が見られます。

　また、「懐かしいな…」「この頃はジュースより安いって言われてたな」と懐かしむ声や、「ガソスタでバイトしてた時79円の時あった」との声もありました。