短い動画を作成・投稿できるTikTokは、個人のユーザーだけでなく、さまざまな企業も参入して独自の動画を投稿しています。

　兵庫県伊丹市の阪神自動車学院が運営するTikTokアカウント「チームてぃっくとっかーず」は、「教習所あるある」「教習指導員のモーニングルーティーン」など、自動車教習所に関するユニークな動画を多数投稿し、話題を集めています。
　
なかでも、まるで仮面ライダーのようなバイクを活用した投稿が「カッコいい！」と、30万件以上のいいねが寄せられています。一体、どのような動画になのでしょうか。

　動画を再生すると、画面の奥から6人の職員が猛ダッシュ。画面手前で一斉にジャンプすると、その後バイクに乗って走り抜けていくという内容になっています。

　ラストでは6台のバイクが走り去る後ろ姿が映し出され、隊列を乱さず走り去る姿は圧巻です。

　この投稿には、およそ3万5000件のいいねに、コメントも200件以上が寄せられ、チームてぃっくとっかーずの名を広める要因のひとつとなりました。

　なお、阪神自動車学院の担当者によると、ひと晩で再生回数1万回を達成していたそうです。

　コメントでは、「カッコいい！」という声が非常に多く、なかには「仮面ライダーみたい！」という意見も見られます。

　また、「卒業生です！」「通ってた教習所がTikTokやってるなんて…！」と、元教習生からのコメントも寄せられています。

　さらに、「いまバイクの免許をとるために頑張ってますが難しくて…」「バイクの免許取得って難しいですか？」など、運転のコツや免許取得について質問するコメントも多数。

　このように、多くのユーザーから注目を浴びたチームてぃっくとっかーずの投稿ですが、そもそもなぜTikTokをはじめたのでしょうか。

これについて前出の担当者は、「当校は認知度があまり高くないのが実情で、もっと多くの人に阪神自動車学院を知ってもらいたいという想いからTikTokの運用をはじめました」といいます。

　ちなみに、TikTokをはじめようと提案したのは、20代の若い職員だったそうで、その後の投稿の企画や動画撮影・編集なども若いスタッフを中心におこなっているといいます。

　話題となった動画も企画したのは20代の職員で、前出の担当者は「今後も流行にあわせて、さまざまな楽しい動画を投稿していきたい」と話しています。

　これからのチームてぃっくとっかーずの投稿にも期待が高まります。

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　なお、話題の動画が投稿されたのは、2022年2月1日。アカウントが開設されたのは2022年1月27日で、わずか4日後に投稿した動画が話題となりました。

　チームてぃっくとっかーずの投稿は、その後も度々話題となっており、SNSを活用したアピール活動が功を奏していることがうかがえます。