トヨタのミニバン「ノア」と「ヴォクシー」の新型モデルのティザーサイトが2021年12月8日に開設され、フルモデルチェンジして2022年1月にデビューすることが明らかになりました。

　それから2日後の同月10日、ホンダもミニバンの「ステップワゴン」の新型モデルに関する特設サイトをオープン。今回は一部内外装の画像も初公開され、2022年春に発表・発売されることになります

　トヨタとホンダから、ライバル同士の新型ミドルサイズミニバンの情報が相次いでアナウンスされたわけですが、ユーザーはどのような印象を抱いたのでしょうか。アンケートを実施してみました。

「デザインの一部が初公開された新型ノア・新型ヴォクシー、新型ステップワゴンについて、どのモデルにもっとも興味がありますか？」という質問では、新型ステップワゴンに興味があると回答した人がもっとも多く、41.6％でした。

　次いで新型ヴォクシーが39.6％、新型ノアが18.8％という結果になっています。

　現時点ではどのモデルも一部のデザインしか公開されていませんが、新型ステップワゴンに期待する声として「ギラギラしすぎないながら程よく威圧感のある見た目が好印象」「原点回帰したかのようなシルエットに気を引かれました」「モダンでオラついていないため」などが挙がっています。

　6代目となる新型ステップワゴンは、初代モデルのような箱型を強調したスタイルを採用。シンプルなフロントマスクや上質な内装など、家族が楽しく快適に乗れるクルマを目指しているようです。

　また、新型ステップワゴンを支持する回答者のなかには、「トヨタの最近のデザインは大口を開けているかオラオラ系のギラギラが多いから」「トヨタの2種はグリルメッキが派手」など、トヨタのデザインと比較する人もいました。

　新型ステップワゴンの次に人気があった新型ヴォクシーですが、「ヴォクシーは若者向けのクルマだしカッコいい」「やんちゃ感がありそうなので」「少しとんがったデザインが好きなため」といったコメントが寄せられています。

　ヴォクシーは若者をターゲットとしたスタイリッシュなミニバンですが、新型モデルでは睨みを利かせた2段構えのヘッドライトやダイナミックなグリルが迫力を演出。より一層存在感を高めたデザインを採用するようです。

　そして、新型ノアに好印象を抱いた回答者の意見として、「キープコンセプトでありながら、迫力が増している」「程よい落ち着きのあるかっこよさが良い」など、これまでのファミリー向けというスタイルを受け継ぎながらシャープなデザインを評価する声が挙がっています。

　また、「歴代モデルに乗っている」や「既に契約した／購入予定」という回答者も複数いるなど、ノアには根強いファンが多いことがわかりました。

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　奇しくも、同じタイミングでミニバンのフルモデルチェンジを予告したトヨタとホンダですが、デザインはもちろん、ミニバンとしての快適性や機能性なども気になるところです。

　新型ノア／ヴォクシー、新型ステップワゴンの詳細情報は、2022年1月に明らかになる予定です。