ついにリッター160円突破!これからの冬シーズン、ガソリン価格はどうなる!?
世界的に厳冬になったらさらなる値上げの可能性も
しかし、アメリカを中心としたシェールオイル(地下深くの泥岩に含まれている有機物を加工して取り出すオイル)採掘技術が進み、低コストでの生産ができるようになったことで、原油価格は一定の水準で頭打ちになるという見方がありました。今回の原油高には、そうしたシェールオイルの動向は影響しなかったのでしょうか。
「2010年まで、1バレルあたり100ドルを超える水準で動いていた原油価格が、2011年に突然50ドル前後まで暴落したのは、シェールオイルの増産が大きく影響したことによるものです。以降も、原油が値上がり基調になると、シェールオイルの増産が追いつき、価格の上昇をとどめる傾向がありました。
しかし不思議なことに、今回はシェールオイルの生産回復の動きが鈍いのです。採掘業者の資金がショートしているとか、アメリカの脱炭素の流れのなかでシェールオイル採掘への新規投資が抑制されているからといった説はありますが、本当の理由はよくわかっていません」
その一方で、原油産出国で構成されるOPECプラスの生産調整はうまくいっていることが、原油高につながっているそうです。
「昨年のコロナ禍での需要減に対応するため、OPECプラスは協調して減産しました。その足並みが揃ったことで、価格の上昇がここまで続いているとみられます」
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そしていまもっとも気になるのが、これからの冬シーズンに、こうしたガソリン価格の上昇がさらに続くのかということです。
「じつは原油価格はやや不透明な情勢にあります。まずは新型コロナウイルス変異株による感染再拡大への懸念です。日本での感染者数はこのところ落ち着いてきましたが、たとえばイギリスでは経済活動回復とともに感染者が増加、いまも1日平均3万人を超える新規感染者が報告され、国民に不安を招いています」
そしてもうひとつの懸念は、中国の動向です。中国ではいま、電力不足が深刻化しています。石炭の供給不足により石炭火力発電による発電量が低下。そのためLNG(液化天然ガス)や原油での発電をおこなっているため、原油だけでなくLNGの価格も世界的に高騰を続けているといいます。
今後、市場がどう反応するか現段階では先行きが不透明ですが、この冬シーズンがもし世界的に厳冬になった場合は、これまで以上に原油の需要が拡大し、原油価格がいま以上に高騰する可能性もあります。
過去のデータを見てみると、2008年8月4日にレギュラーガソリン価格が185.1円、ハイオクガソリン価格が196.0円になったのが最高値です。
ようやく新型コロナウイルス新規感染者数も落ち着きを見せ、これから経済回復へのさまざまな施策がおこなわれるようなタイミングでのガソリン価格高騰。今後の動向に注目です。
なんでガソリン税とそれに係る消費税に言及ゼロなの。原油価格高いときは、ガソリン税調整で、低くする仕組みだってあっていいんだせ。なんでも官僚の言いなりじゃ生活できんわ
ガソリン価格はどうなる!?
今後のガソリン価格はどうなるのでしょうか
とか書いてるから予想なり判断材料になる情報でもあるのかと思えば何もなし。
何だこのクソ記事は。