なぜ道路に「あっ!」の表示? 直線500mに9箇所点在! どんな意味がある?
「あっ!」に対して市民の反響は? まさかの森永製菓とコラボ実現!?
この場所を地図で細かく見てみると、クルマが走る道路は一般的な国道などに比べると細く、歩行者が歩く歩道もその分狭くなっています。
「あっ!」という標示が多く設置されている「小向本通り」という通りを見ても、道がくねくねと入り組んでおり、このほかいくつもの細い道があることが分かります。
2017年にはこの道路で脇の細道から飛び出してきた自転車とクルマによる死亡事故も発生しており、こうした度重なる事故をきっかけに今回の道路標示の設置に至ったようです。
市民からの反響について、前出の担当者は次のように話しています。
「近隣の住民はこの標示に慣れてしまっているようで、特別この標示に関して何かいわれるということはないです。
ただこの場所を通るドライバーは、この標示に反応して安全運転を心がけてくれるような効果はあると思います」
このほか、大阪府摂津市にも住宅街の細い道に2箇所設置してあったり、福岡県でもこの道路標示がされているようで、全国各地にこうしたインパクトのある道路標示が設置されているようです。
川崎市幸区役所では、この「あっ」という路面標示をきっかけに2021年7月11日から20日まで「あっ!危ない!!交通安全おっとっと」といった森永製菓とコラボした交通安全キャンペーンをおこなっていました。
前述の路面標示の部分での接触事故を事例に挙げ、森永製菓のお菓子を配布しつつ交通事故防止運動の周知や交通安全の啓発をおこなったといいます。
こうした路面標示をきっかけに、川崎市幸区役所では交通安全対策に積極的に取り組んでいるようです。
こうした川崎市の路面標示や交通安全対策をきっかけに、今後、新たに別の街でこうしたインパクトのある路面標示が見られるかもしれません。
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