借りた車の給油口「右と左で迷ったら?」 車内でも簡単な確認方法とは? 給油レーン間違っても慌てずに!
出先でレンタカーに給油する際、給油口が左右のどちら側にあるか分からない可能性があります。その場合、車内から確認するにはどうしたらいいのでしょうか。
給油口はどっち!? 車内から給油口の位置を確認する方法とは?
近年では、セルフサービスのガソリンスタンドが増えており、自分で給油をおこなうという運転者も多くなっています。
クルマに給油する際には、自分のクルマの給油口の位置にあった給油レーンを利用する必要がありますが、レンタカーや代車などでは、給油口の位置がわからない場合もありますが、その際、車内から給油口の位置を確認する方法はあるのでしょうか。
2019年時点のガソリンスタンドの総数について、エネオスのデータによると、22万2671件となり、そのうち8278件はセルフサービスのスタンドとなっています。
セルフサービスのガソリンスタンドは、2015年に7772件、2016年に7873件、2017年に7920件、そして2018年では8068件だったことを考慮すると、徐々に増加していることがうかがえます。
セルフサービスのガソリンスタンドでは、自分で給油レーン(枠)に停車し、油種の選択、給油、支払いなどを運転者などがおこないます。
しかし、普段あまり運転しない人やレンタカーや代車である場合には、給油口が左右のどちらに位置しているかわからない可能性も考えられます。
給油レーンの誤りについて、ガソリンスタンドのスタッフは、次のように話します。
「給油レーンを誤る人は非常に多く、日常的に見受けられるので、珍しくありません。
なかには、間違いに気が付かず、そのまま給油機で給油直前まで操作をおこなってします人もいるため、給油口の位置を間違っている人がいないかよく確認するようにしています」
このように、よく見受けられるという給油口の間違いですが、車内から確認する方法はあるのでしょうか。
前出のスタッフは、給油口の位置を確認する方法について以下のように話します。
「クルマのメーターにある給油マークが表示されており、そのマークの隣に小さく三角が表示されています。その三角が示す方向が給油口の向きと一致しています。
そのため、左矢印であれば車種により異なるものの左フェンダーあたりに給油口が配置されています」
この三角マークは、2000年頃のクルマから見受けられるものとなっており、例えば2002年式のマツダ「RX-7」には三角マークが付いていませんが、2003年式の同社「RX-8」には三角マークが表示されています。
現在では、トヨタ、ホンダ、スバル、日産、マツダなど、ほとんどの国内自動車メーカーは、三角マークを表示しているようです。
しかし、現時点で三角マークには表示義務はなく、各メーカーが任意でおこなっているものであるといえます。
また、前出のガソリンスタンドのスタッフは、三角マークについて以下のように話します。
「三角マークは給油口の位置を把握するうえでとても便利なものですが、まだ知らない人も一部いるため、効果的に活用できているかはわかりません。
給油口に位置で迷っているお客さまには、三角マークの存在を伝えるようにしていますが、もっと広まると良いと思います」
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また、セルフサービスのガソリンスタンドにおいて、給油レーンを間違ってしまった場合は「落ち着いて、近くの店員に声をかけてください。こちらで別のレーンへ誘導いたします」(前出のスタッフ)と話します。
エネオスの元売別固定式給油所数の推移という資料では全国に22万もスタンドはないですよ。