節目の新型モデル ホンダ11代目「シビック」はどう変化? 初代モデルとの体格差は親子級!?
ホンダは11代目新型「シビック」を2021年9月3日に発売します。49年前に発売された初代から、大きさはどれくらい変化したのでしょうか。
初代シビックと11代目シビック 大きさはどう変化した?
ホンダは2021年9月3日に11代目となる新型「シビック」を発売します。シビックは初代が発売されたのが1972年と、半世紀近い歴史を持つモデルとなりますが、初代モデルと11代目モデルでボディサイズはどれほど変化したのでしょうか。
初代シビックは、1972年7月12日に発売されました。当時の車両価格は42万5000円(STDグレード、東京での価格)からで、ボディサイズは全長3405mm×全幅1505mm×全高1325mm。
発売当初に搭載されるパワートレインは1.2リッター直列4気筒+4速MTの組み合わせのみで、ボディタイプは2ドアでした。その後、トランスミッションに自動変速機の「ホンダマチック」が追加されたほか、ボディタイプも拡充されます。
そして1973年には1.5リッターエンジン搭載仕様が発売されますが、このエンジンは当時アメリカで達成不可能とされた厳しい排ガス規制の「マスキー法」を世界中のメーカーに先駆けてクリア。かつ、燃費も優れていたことから、海外でも低公害でかつ燃費の良いクルマとして認知されました。
ちなみに、1972年7月の日本での発売後、同年11月にはアメリカ、香港向け、そして12月にはドミニカ向けに1.2リッターエンジン仕様が輸出開始されるなど、早い段階から輸出されていたクルマだったことがわかります。
※ ※ ※
初代の発売からおよそ半世紀後の2021年6月24日、11代目シビックは日本でお披露目されました。
日本では5ドアハッチバックのみが発売され、ボディサイズは全長4550mm×全幅1800mm×全高1415mm。
先代(10代目シビック)からはそれほど変わっていないものの、初代から比べると、全長は130%以上になっていることがわかります。
搭載されるパワートレインは1.5リッター直列4気筒ターボで、CVTと6速MTのいずれかが組み合わされます。節目の50周年を迎える2022年には、ハイブリッド(e:HEV)仕様やハイパフォーマンスモデルの「シビックタイプR」の追加も予定されます。
それではここで、初代シビックに関するクイズです。
前述した初代シビックの1.5リッターエンジンに搭載され、マスキー法をクリアした革新的な燃焼技術の名前は、次のうちどれでしょうか。
【1】COMBAX
【2】MTREC
【3】CVCC
【4】VTEC
※ ※ ※
正解は【3】の「CVCC」です。
CVCCとは「Compound Vortex Controlled Combustion」(複合渦流調速燃焼方式)の頭文字で、エンジン本体の改良だけで排出ガス対策を実現した点が高く評価されました。
※クイズの出典元:クイズの出典元:カーデイズ
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