なぜ車中泊の人気高まる? 日本でハイエースの「バンライフ仕様」存在するも 本当の「バンライフ」とは

知られざるバンライフの魅力はなに? 多くの人がハマる理由とは

 広がりを見せているバンライフですが、実際におこなっている人はどのように感じているのでしょうか。

 バンライフの魅力について、実際にオーストラリアで3年間バンライフをしている日本人のAkiさん(@NurseAki4649)は、以下のように話します。

「バンライフの大きな魅力は、場所によってさまざまな景色や環境、人と出会えることです。

 これは、アパートや一軒家での生活では味わうことが難しいのではないでしょうか。常に新しい環境や人と出会うことは、人生において大きな刺激になっています」

 バンライフは、季節に応じて住みやすい地域へ移動することができるため、寒いときは暖かい地方へ、暑いときは涼しい地域へ移動することができます。

 そのため、自分の好きな気候で一年中暮らすことができ、通年を通して快適に過ごせるといえるでしょう。

 そんなバンライフは、多くの魅力やメリットがある一方で、さまざまな工夫も必要だといいます。

オーストラリアでバンライフを実践しているAkiさんは「さまざまな景色や環境、人と出会えること」が魅力と語る(画像提供:Akiさん(@NurseAki4649))
オーストラリアでバンライフを実践しているAkiさんは「さまざまな景色や環境、人と出会えること」が魅力と語る(画像提供:Akiさん(@NurseAki4649))

 Akiさんは「一番工夫しているのは水の使い方です。水はタンクに保管されるので、使いすぎて急に無くならないように節水しています」と話します。

 さらに、Akiさんはバンライフでの電力として太陽光を利用しており、クーラーと電子レンジ以外はソーラーパネルの電力ですべてまかなって生活しています。

 はじめは電化製品やクルマ自体の故障など、多くのトラブルに見舞われたそうですが、今ではひとつずつ解決しながら、工夫を重ねた生活をしているそうです。

 バンライフを始めることは、入念な準備や計画が必要に感じる人も多いでしょう。しかし、Akiさんは「住んでみたら意外となんでもできるので楽しいし、快適です」と話します。

 近年、広がりつつあるバンライフですが、海外では日本よりも滞在場所の完備が進み、バンライファーが急増しているようです。

 日本では、アウトドアの需要が高まりを見せており、それを受けて、今後バンライフのさらなる増加も予想されます。

※ ※ ※

「自由気ままに暮らせる」というイメージを持たれがちなバンライフですが、大変なことも多く、楽しいだけの生活とはいい難いでしょう。

 しかし、バンライフでしか見られない景色や出会えない人々は、大きな刺激となり、一般的な生活では味わえないおもしろさを体感することができるかもれません。

トヨタ・ハイエースバンのカタログ情報を見る

【画像】丸目レトロ「ハイエース」登場!? バンライフを意識した内外装が凄いよ…(42枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー