エンジンを掛けたままの行為は、前出の交通課職員が話すように条例違反となる可能性があるようです。

　山形県に住むA氏は、「近くのコンビニにて前から気になっていたこと。エンジンかけたまま車から離れたり、長時間の駐車やアイドリングはやめて下さい。近隣の方々に思いやりをお願いします」といった投稿をおこなっています。

　このツイートをした経緯について、A氏は次のように説明しています。

「以前からコンビニに長時間アイドリングしたまま駐車しているクルマのエンジン音が気になっていました。

　コンビニは24時間絶えずクルマが停まり、買い物に来た人は買い物の時間だけと思うかもしれないけど、近隣の家の人は四六時中エンジン音に悩まされるという思いがあったので投稿しました。

　コンビニが近くて便利という一方で、迷惑行為に悩まされることもあります。ぜひやめていただきたいです」

　このように、短時間であってもエンジンをかけた状態のままクルマから離れることは、コンビニを含め近隣の人に迷惑となってしまう行為ともいえるでしょう。

　東京都でも大気汚染や騒音、悪臭を防止するために環境確保条例の第52条において「自動車等を駐車又は停車するときは、エンジンを停止する義務がある」と、イドリングストップを義務付けています。

　短時間であってもエンジンのかけっぱなしは環境汚染はもちろん、周囲の迷惑になるため気をつけましょう。