トヨタ、全長5m超本気仕様を大幅刷新! 新型「タコマ」発表! イエロー際立つ「TRD Pro」が北米で進化
2021年6月2日に北米トヨタは、北米市場でラインナップする新型「タコマ(2022年モデル)」の「TRD Pro」グレードをモデルチェンジしたことを明らかにしました。
新型「タコマ」のTRD Proは大きく進化した!
北米トヨタは、北米市場でラインナップする新型「タコマ(2022年モデル)」の「TRD Pro」グレードを大幅刷新したことを2021年6月2日に明らかにしました。
タコマは、北米市場でベストセラーとなるミドルサイズのピックアップトラックです。
現行モデルは3代目となり、いくつかのグレードが設定されるなかで本格的なオフロード志向となるTRD Proが刷新されました。
TRD Proは、トヨタ・レーシング・デベロップメントが設計・テストしたパーツを使用して、オフロード性能を次のレベルに引き上げることを目的として開発された車両です。
2022年モデルとなったTRD Proは、パフォーマンスを向上させるために多くの機能・装備を刷新。
エクステリアでは、TRD Proの文字が刻まれたLEDヘッドライトを装備。ヘリティッシュスタイルのフロントグリルや新採用のボンネットフードグラフィックを設定し、フードスクープ(ボンネットダクト)をブラックアウトしました。
サイドビューでは、レッドのTRDレタリングを施したTRD Proアルミニウム製フロントスキッドプレートを装着。足元では、純正よりも幅を広げた新しいブラックTRDホイールを装着し、グッドイヤー製のオールオールテレーンを装着しています。
ボディカラーではスーパーホワイト、マグネティックグレーメタリック、ミッドナイトブラックメタリックに加えて、新たにTRD Pro専用色のエレクトリックライムメタリックが追加されました。
また、リアバンパー、ドアハンドル、ドアミラーをボディ同色にしているほか、ブラックのオーバーフェンダーを採用することで、2トーンカラーのスタイリングを実現しています。
なお、TRD Proを主張するバッジは、2021年モデルまでとは異なり、ドアバッジからリアクォーターに位置を変更しているほか、すべてブラックで統一されます。
インテリアでは、ヘッドレストにTRD Proロゴを配したブラックレザー調のシートヒーター付きフロントシート、TRDシフトノブ、TRD Proフロアマットなどを設定。
さらに、TRD Proモデルには「マルチテレインモニター」が搭載されており、ボタンを押すだけでフロントカメラ、リアカメラ、サイドカメラの映像が8インチのマルチメディアタッチスクリーンに表示可能で、Apple CarPlay、Android Auto、Amazon Alexaに対応しています。
パワートレインは、3.5リッターV型6気筒エンジンに6速ATや6速MTを組み合わせて最高出力278馬力を発揮。さらに、TRDチューンのキャットバックエグゾーストシステムを採用することで、力強い走りを実現しています。
TRD Pro最大の特徴ともいえるオフロード性能においては、オンロードでもオフロードでも優れた性能を発揮するようにTRDチューンされたFoxインターナルバイパスショックが採用されるほか、サスペンションの変更点はフロントに1.5インチ(3.8cm)、リアに0.5インチ(1.27cm)の高くしたサスペンションリフトが採用されました。
これにより、先代のTRD Proに比べて、アプローチアングル36.4度、デパーチャーアングル24.7度、ブレークオーバーアングル26.6度に向上。
さらに、フロントのリフトアップに合わせて、TRDが開発した新しいアッパーコントロールアームを採用しており、アッパーコントロールアームはアルミ削り出しで強度が高く、FOXショックはボールジョイントマウントの角度を調整することでリバウンドストロークを確保しています。
※ ※ ※
今回の新型タコマ(2022年モデル)では、TRD Pro以外に標準グレード「SR5」をベースとした「Trail Edition」が設定されるなど、オフロード志向でも異なる仕様を新たにラインナップした形となりました。
日本で発売しない車種の記事はここで掲載するなよ。買いたくなってもしようがないだろう
日本のトヨタディーラーは無理でも、平行屋さんが輸入して販売するだろ。