中古車だって安全なのが一番! 自動ブレーキ搭載の安全優等生な車5選

自動ブレーキ搭載のハッチバックやSUVとは?

●トヨタ「オーリス」(2代目)

 衝突被害軽減ブレーキは重要ですが、ベースとなるクルマに魅力がなければ積極的に購入したいという気にもならないでしょう。そんなクルマにもこだわりたい人にオススメなのがトヨタ「オーリス」です。

トヨタ「オーリス」(2代目)
トヨタ「オーリス」(2代目)

「カローラランクス」の姉妹車である「アレックス」の後継車として、2006年に初代オーリスがデビュー。欧州車のような骨太感を感じさせる実直なハッチバックスタイルの乗用車となっています。

 2012年には2代目へとモデルチェンジ。「キーンルック」と呼ばれる新デザインを採用し、プラットフォームは初代と同じながら全長を30mm延長し全高を55mm低くすることで低重心化と室内スペースを拡大。空力性能にも優れた(Cd値0.28)ボディへと進化しました。

 1.5リッターと1.8リッターガソリンエンジンをラインナップし、FFだけでなく4WDも用意されています。

 2015年にはマイナーチェンジがおこなわれ、エンジンラインナップに1.2リッターターボを追加。そしてこのタイミングでレーザーレーダーとカメラを組み合わせた衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスC」を搭載しています(1.2リッターターボ、1.8リッターに標準装備、1.5リッターはオプション)。もちろん「衝突被害軽減ブレーキ」が含まれています。

 中古車でオーリスを狙うなら、2015年以降の「衝突被害軽減ブレーキ」を含む「Toyota Safety Sense C」搭載モデルになります。価格は年式や程度に差はあるものの、60万円から100万円前後で購入可能です。

 なかでも2016年に追加された1.8リッターのハイブリッドモデルはトヨタセーフティセンスCも搭載され、現在求められる安全装備と環境性能を両立しています。

●マツダ「CX-3」

 現在のマツダはSUVラインナップが充実しており、そのなかもっとも小さいモデルが「CX-3」です。デビューは2015年で、「SKYACTIVテクノロジー」と「魂動デザイン」を採用しました。

 コンパクトカーの「デミオ(現:マツダ2)」をベースとしているため後席の狭さは弱点ではありますが、現在主流となっているクーペ風クロスオーバーらしさも十分にあり、街乗りではそのコンパクトなサイズが長所になります。

 ボディサイズは全長4275mm×全幅1765mm×全高1550mm、1.5リッターのクリーンディーゼルエンジンと1.5リッターガソリン、2リッターガソリンを用意しました。

 とくにディーゼル車には6速MTも設定され、スポーティに走らせることも可能でありながら、WLTC燃費は23.2km/L(6速MT・FF)と優秀です。

 2015年のデビュー当時、「アドバンスト・シティ・ブレーキ・サポート(マツダの衝突被害軽減ブレーキの名称)」は「XDツーリング Lパッケージ」のみに搭載されましたが、2016年に全車標準装備化。

 後退時にも衝突被害の軽減をサポートする「スマート・シティ・ブレーキ・サポート」も一部標準設定されています。

 現行モデルで流行の小型SUVとあって、中古車市場では値段は高め安定で推移していますが、衝突被害軽減ブレーキ搭載が標準化された2016年式でも120万円前後とお買い得なのは嬉しい限りです。

 現行モデルならではの「型遅れ」の負い目も感じずに済み、1550mmの全高で立体駐車場にもギリギリ駐車可能です。

※ ※ ※

 衝突被害軽減ブレーキは後付けできない装備のひとつです(踏み間違い防止装置は後付け可能)。

 衝突被害軽減ブレーキが搭載されていることを条件に中古車を選ぶのも、十分理にかなっているのではないでしょうか。

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