トヨタ「アルファード」は“高級感”で人気爆上げ! ヴェルファイア縮小を惜しむ声も
ミニバン市場でトップを走るトヨタ「アルファード」。姉妹車として「ヴェルファイア」がありますが、いまでは販売台数に大きな差がついています。ユーザーは「アルヴェル」についてどう思っているのでしょうか。
「アルヴェル」どっちが好み?
トヨタの高級ミニバンとして君臨している「アルファード/ヴェルファイア(アルヴェル)」。なかでもアルファードは、2020年度(2020年4月から3月)に10万6579台を登録するなど、ミニバン市場でトップを快走中です。
2021年5月10日にアルファード/ヴェルファイアの一部改良が実施されましたが、このタイミングでヴェルファイアはゴールドのアクセントを施した特別仕様車「ゴールデンアイズ II」に集約され、1グレードのみの設定になりました(ガソリン/ハイブリッド)。
2020年5月からトヨタは全店舗で全車種を販売する体制へと移行し、チャネルごとに販売していた専売車種の整理・統合を進めています。
統合の事例として、2020年9月にトールワゴンの「ルーミー/タンク」ではタンクを廃止し、タンクのデザインを継承したグレードがルーミーに用意されるなど、姉妹車の統廃合が実施されました。
そのため、販売台数の差や今回のグレード整理によって、今後はアルファードに一本化し、ヴェルファイアは廃止されるのではないかとも噂されています。
では、アルファード/ヴェルファイアについてユーザーはどのような印象を持っているのでしょうか。くるまのニュースではアンケートを実施し、SNSユーザーの意見を収集しました。
「トヨタの高級ミニバン アルファードとヴェルファイアではどちらが好みですか?」という質問に対して、「アルファード(29.6%)」、「ヴェルファイア(18.5%)」、「どちらも好みではない(51.9%)」と、両車の比較ではアルファードの人気があることがわかりました。
アルファードを支持する人の意見として、「高級感があり年数が経っても飽きの来ないデザイン」「デザインが洗練されている」「高級感とオラオラ感を両立している」など、高級感のあるデザインが評価を得ています。
ヴェルファイアを支持する人は、「若々しく見える」「シャープなイメージがある」「フロントもリアも外観が好み」「ヘッドライトなどがスタイリッシュ」と、こちらもデザインが好みという意見が多かったです。
また、アルファード派からは「ヴェルファイアはヴォクシーと似ていて高級感に欠ける」「ヴェルファイアよりアルファードのほうが高級感がある」といったコメントが挙がる一方、ヴェルファイア派からは「アルファードはメッキが多すぎる」「アルファードは威圧的すぎる」などといった声も聞かれました。
それに対して、「どちらも好みでない」と回答した人のなかでも多かったのは、「怖い」「派手すぎる」「イカツイ」といったいわゆるオラオラ顔の外観が好みでないという意見や、「運転が荒い人が多い」といったドライバーのマナーに関するコメントでした。
また、「自分で運転するには車体が大きすぎるので選択肢にあがらない」という声もありました。
「一部改良でヴェルファイアが1グレードへと縮小されましたが、それについてはどう思いますか?」という質問に対しては、「販売台数を見ても圧倒的にアルファードなので仕方ない」「アルファードを売りたいのであれば1グレード構成でも悪くないと思う」「グレードは少ないほうが選びやすい」「同じような姉妹車を維持するのは効率的ではないから妥当」など、合理化に賛成という意見が多かったです。
しかしヴェルファイア派からは、「ヴェルファイア好きなので残念」「せめて2グレードは欲しい」「ヴェルファイアに統一してほしい」など、縮小を惜しむ声が寄せられました。
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